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ロスキレフェスティバル(Roskilde Festival)の情報について

ロスキレフェスティバルに関する質問が多いので、
過去のロスキレフェスティバルに関する記事のリンクをまとめました。ご参考まで。

FC2ブログの投稿は、リンクをクリックし、「前のページへ」をクリックしていくと、時系列で読んでいけます。
Bloggerの投稿は、リンクをクリックし、「次のページへ」をクリックしていくと、時系列で読んでいけます。


ロスキレフェスティバル2009
 デンマーク滞在中に参戦しました。フェス中の衣・食・住をテーマに書いたダイジェスト版のような投稿です。全5回。


ロスキレフェスティバル2010
 デンマーク滞在中に参戦しました。フェス前のウォーミングアップデーからフェス最終日までの記録。ウォーミングアップ中の生活記録の方がむしろ充実しています。自転車をこぎすぎたアホな記録もあり。全10回。


ロスキレフェスティバル2011
 日本帰国後、日本から有休をとって参戦したロスキレフェスティバルです。日本からの参戦時のひとくちメモ的記録です。ちなみに滞在中、本人は時差ぼけでまともに行動できていません。全5回。


ロスキレフェスティバル2012
 性懲りもなく、また日本から有休をとって参戦したロスキレフェスティバルです。前年度の反省を踏まえ、最初に別の場所を旅行してからロスキレフェスティバルに参戦しています。ですので投稿の前半は北欧旅行記としてお楽しみください。


ロスキレフェスティバル2013には残念ながら参戦いたしません。参戦される皆様、楽しんでくださいね。
ここに残した情報が少しでもお役に立てば幸いです。

なお、FC2ブログは私のデンマーク滞在中の記録であり、現在はデンマークを離れているため、更新はしておりません。日本帰国後はBloggerにて更新しております。
http://syltetoejsglas.blogspot.com/
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Roskilde Festival 2010 撤収日

2010年7月5日(月)撤収目

長きに渡って書いてきたRoskilde2010シリーズもこれで最後です。

月曜日は撤収日です。この日のうちにテント場から撤収しなくてはいけません。テントは持ち帰る人もいますが、なかには火をつけて燃やして帰る人もいます。この日の帰り、カーラジオで聴いたのは、まだ人が寝ているテントに勝手に火をつけて、逮捕者が出たというニュースでした。幸い、死傷者がでなくてよかったです。一方、GET A TENTエリアで自分が使ったテントは、持ち帰ってもそのまま置いていってもかまいません。このテントで、来年は、よりカオスな一般テント場にテントをはるのもありです。

GET A TENTでうれしいのは、撤収日の午前中は温水シャワーが使え、売店も開いていること。ちゃんと朝シャワーを浴びて、朝食をとって、すっきりと撤収作業に入れます。

テント撤収完了。
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しばしの別れ。「また来年」ではなく、「また50週間後に会いましょう!」が、私達の合言葉。そのほうが、すぐに会えるような気がするのです。
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さあ帰ります!
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北ユランの自宅に戻ったのが16時。それから洗濯機を回すこと4回・・・。2010も充実のフェスでした。

さて。その「50週間後」がまもなくやってきます。私は本戦からですが、今年も日本からはるばるRoskilde2011に参加予定です。もう有給も連続7日で取りましたし、チケットも航空券も取りました!

実は、今年の1月末、デンマークを離れるとき、私は下の写真のダンボール箱2箱と長靴を、元ホストファミリーにあずけてきました。Roskildeボックスです。中にはRoskildeFestivalで必要なものがすべてつまっています。「私がRoskilde2011に来るときは、このダンボールをRoskildeに持ってきておいて。」と頼んでおいたのです。元ホストパパは、必ず持って来るとしっかり約束してくれました!またフェス仲間に会える、青い空の下でビール片手にいい音楽が聴ける、それが本当にうれしいです。
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私も参加しますよーという方、ぜひRoskilde2011、ORANGEテントの前でお会いしましょう!

Roskilde Festival 2010 4日目

2010年7月4日(日)本戦4日目

今日がコンサートの最終日です。

テント場も、いい感じでクタクタになってきています。
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人も、いい感じでクタクタになってきています。
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ここでひとつ、フェス中の水とトイレ事情について書いておきます。

【水】
各テント場に水道が用意してあります。飲み水に困ることはありません。おもしろいことに、どこの水道も、蛇口とその下の水受けががやたら高いところについています。身長160cmの私でも、手を思い切り伸ばしてやっと蛇口に手が届くほどです。なんででしょう?おそらく、ですが、水うけにオシッコをしたり、水うけを足洗い代わりにする人がいないようにする工夫だと思います。
テント場からフェス会場に入る際は、液体類は持ち込み禁止なので、酒も水も持ち込めません。空のペットボトルはOKです(空き瓶は割れると危険なので不可)。空港みたいにちゃんと規制されているのです。フェス会場内にも水道があるので、そこで水をペットボトルに詰められます。売店でミネラルウォーターも買えます。ビールも買えます。タダで水がほしい場合は、コンサートがやっている最中に、観客をおしわけて、各コンサートテントのステージ前(ORANGEテントの場合は、ステージ前のスペースの一番後ろ、つまり、ステージ前スペースと一般スペースの境界線のところ。)に行ってみましょう。係員がプラスチックコップに水をくれます。ただし、ホースから盥にとった水道水を適当に汲んだものです。私はこの水でおなかが痛くなったことはありません。

【トイレ】
男性は、大でなければ、トイレには困りません。一台で4人使用可能な、立ちション専用の仮設トイレがあちこちにあります。なお、それすらも面倒くさくて、壁やフェンスで小をする人はたくさんいますので、壁やフェンスには近づかないのが鉄則です。女性は大も小も、個室の仮設トイレでするしかありません。設置台数は年々増えているものの、参加者数も増えているので、いたちごっこです。水洗の仮設トイレもありますが、何万人という人が常時使うので、フェス本戦の4日間中にたいてい壊れて、実質使用不可、もしくは完全に禁止になっているところが増えます。なので、女性の場合は、トイレは30分は並ぶと考えておいていいでしょう。そして、吐き気をもよおす臭さです。これだったら地面に穴掘ってするほうがまだマシなほど。実際にRoskilde2009のときは、トイレが壊れすぎたのか、フェスの最終日には女性用青空トイレ場ができあがりましたが。というわけで、以下は、女性ができるだけ清潔に早くトイレを済ませるコツです。

・フェス会場に入る前に、テント場のあいているトイレで、いったんトイレを済ませておく
・フェス会場内にはかならず、なぜか人目につかなくて使用頻度が低いトイレがあるので、遠くてもそこへ行く。特にフェス会場の東端と西端のトイレはけっこうすいている
・小だったら、トイレに並ぶ周りの女性と話をつけて、仮設トイレの裏で、他の人に見えないように壁になってもらって、順番にするとか、皆で思い切って仮設トイレの裏で堂々とする、という方法も
・底の厚いしっかりした靴か、長靴を履く(トイレの足元が汚水で水びだしなことがある)
・スキニーのパンツをはく(裾が広がっているパンツは、おろした時に裾が汚水に浸かる)
・トイレットペーパーは持参する(ティッシュを使ったら、トイレに流さないこと。ティッシュを使うと水洗トイレのつまりの原因に)

【その他、フェス会場での服装のコツ】
・一日中フェス会場にいるなら、フリースかパーカー持参(昼間は暑く、日が暮れるととたんに寒くなる)
・サンダル履きなら、靴下の上からサンダルを履く(会場は砂埃がすごくて、サンダルのみだとあっというまに下の写真のような感じになる。コンサートが終わるのは深夜のため、シャワーが使えず、足が汚いまま寝ることになる。)
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・耳栓(大音量で長時間音楽をきくので、無いとかなりしんどい。会場で売っている、いらないときは首にかけておける耳栓がおススメ)
・メガネよりもコンタクト(砂埃対策)
・乾燥して晴れた日は、帽子かバンダナ(熱中症と砂埃対策)
・やはり公式Tシャツ(ついでに、Roskilde2007のTシャツを着ている人を探してみましょう。その人は猛者です。なぜかはこちらを参照。)

【フェス会場に持っていくと便利なもの】
フェス会場にはゲートがあって、そこでアームバンドとかばんの中身をチェックされます。余計なものは持ち込まないのがベターです。
・貴重品
・携帯
・ハンカチ
・トイレットペーパー
・耳栓
・懐中電灯(夜、テント場に帰るときに便利)
・カメラ
・フェスのガイドブック
・空のペットボトル
・なにか尻に敷くもの(エアークッションみたいなもの)

【そのほか】
前にも書いたとおり、RoskildeFestivalには何通りもの楽しみ方があります。細かいイベントもたくさんあります。事件もたくさんあります。RoskildeFestivalの全体を把握するには、テント場やフェス会場内で毎日売られるフェスの新聞 "ORANGEPRESS"(デンマーク語。英語バージョンがあるのかは不明)を買うとよいです。1部10DKK。ウォーミングアップデーから最終日まで毎日発行されます。ただ、最終日になると、全7日分の新聞をまとめて40DKKで売ってくれるので、後からまとめて読むなら最終日まで待ったほうがよいです。前日のコンサートの評価やら、テント場で起こったローカルな事件やら、日本でこれだけが有名になっている全裸ラン(実際は参加したい人のみが参加している、堂々としすぎていてエロさのかけらもないイベント)やら、昔のFestivalの話やら、いろいろ分かります。
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さて、2010年の大トリは、PRINCEでした。大トリのコンサートのときは、他のコンサートテントのプログラムもすべて終了していて、みんな大トリのコンサートに集中します。

PRINCEを目指すみなさん。
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PRINCEを待つみなさん。
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PRINCEは、いちミュージシャンというよりエンターティナーでした。プロだ・・・もうそれ以上はスゴすぎて何もいえませんでした。

コンサートが終わって、アンコールを待つ様子。
アンコールスタート。
大トリのコンサート終了後は、道路に車の列ができます。翌日から学校や会社があったりで、慌しく撤収して帰る人の列です。この列を見ていると、ああ、今年も祭りが終わったんだなーと感じます。

本日のバンド。ごちそうさまでした。
NEDRY
KILLSWITCH ENGAGE
KASABIAN
PRINCE

Roskilde Festival 2010 3日目

2010年7月3日(土)本戦3日目

気温31度。フェス日和です。

フェスなのに規則正しい生活をしているので、午前中から活動しています。RoskildeFestivalにつきもののビールは、いったいいつ飲んでいるんだ?とお思いかもしれませんが、コンサートの合間やら、昼間やらに意外とちゃんと飲んでいます。RoskildeFestivalは、自分次第で何通りもの楽しみ方ができます。もちろん、朝から晩まで飲みっぱなしの音楽聴きっぱなしー!という楽しみ方も、あと10歳若かったらやったでしょう。

午前中は、元ホストパパと一緒にクーエ(Køge)という港町へ行きました。犬用のネームプレートと、ウイスキーを買うために。元ホストパパは、昨日もクーエに行き、青空市場でたまたま、愛犬用の小さいネームプレートを見つけて買いました。それを、たった1日で失くしてしまい、もう一度買いに行くことにしたのです。ところが青空市場には、そのお店がもう出ていませんでした。諦めきれずにペットショップへ行き、プレートを作ることに(ペットショップなら、なにもクーエに行かなくても、どこにでもあるのですが・・・)。プレートに犬の名前を彫ってもらっている間、私はショップにいたオウムと遊んでいました。人を見つけると「ハーイ。」と低い声でひたすらつぶやくオウムでした。このオウムは18000DKKでした。

RoskildeFestivalの話なのに、ここからはクーエのマイクロブルワリーの紹介です。港にある、BRAUNSTEINブルワリーでは、この日、オープンハウスをやっていて、このブルワリーで造っている、ありとあらゆる飲み物がタダで試飲できました!港を見ながらビールでございます。
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BRAUNSTEINは、ビールのほかにサイダーやウイスキーも造っています。ちなみに、初のデンマーク産ウイスキーを造ったのが、このブルワリーです。おいしいお酒に興味がある元ホストパパは、しっかりここのウイスキー会員に登録していました・・・。
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昼前にフェス会場に戻り、フェス会場の映画館RoskildeCinemaに行ってみました。どの映画もタダで見られますが、締め切った大きなテントの中にスクリーンがあって、そこで映画を見るので、中はけっこう蒸し暑いです。見たのはなんと、この映画。こんなところで見ることになるとは。シモがからんでくる話だけに、意外と若者にはウケがよかったようで・・・?
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映画の後は会場をぶらぶら。FIFAワールドカップもちゃんと観戦できます。
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今年はあんまり、音楽をあれもこれも聴こうとは思わず、聴きたいものだけをのんびり聞いていました。今日もちゃんと聴いたのは3つのみ。この日のトリであるMUSEのコンサートは、ORANGEテントのステージ前で聴こうかと思いましたが、この行列を見て諦めました。これは、ステージ前でしっかりMUSEのコンサートに参戦したい人たちの列です。ちなみにこの列の遠く向こうにORANGEテントがあります。MUSEのコンサートは22:30からだったのですが、20:00すぎの段階でこの並びよう。中途半端な気持ちじゃ並べません。なお、実際にORANGEテントのステージ前に入ったことがある人の話では、臨場感あふれるコンサートを望むのであれば、並んででもステージ前に行くといいですが、歌や音楽をしっかり聴きたいのであれば、むしろ行かないほうがいいとのこと。ORANGEテントの両脇に設置されたスピーカーは、かなりしっかりしているので、遠くにいるほうが、音そのものはしっかり聴けるそうです。
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私はMUSEのスタミナのあるドラムとギターが好きで、今でも朝の通勤中に、眠気覚ましにこれなどをよく聴いています。コンサートでも、はじめから終わりまで疲れを感じさせないドラムとギターが印象的でした。それに、最初と最後にアップテンポの曲をもってきて、真ん中は歌を聴かせるスローな曲を持ってきて、客を飽きさせないコンサート構成にしていました。Roskildeのコンサートは、誰でもおおよそ1時間半~2時間構成なのですが、なかには構成が悪いのか、途中で飽きるものもあります。MUSEのコンサートはあっという間に2時間経っていて驚きました。今日もいいコンサートで一日を締めくくりました。

本日のバンド。ごちそうさまでした。
PATTI SMITH
KASHMIR
MUSE

Roskilde Festival 2010 2日目

2010年7月2日(金)本戦2日目

この日は私の誕生日でした。RoskildeFestivalで誕生日を迎えるのはこれが2度目です。

フェス仲間からの誕生日プレゼント。大きな筒はクラッカーです。
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本戦2日目からは、お昼12:00頃からコンサートが始まります。それまではやはりヒマ。のんびり寝ていたいのだけれど、テントの中は暑くて眠れません。せっかくなので、フェス会場を散歩してみました。

これがORANGEテントのステージです。間近で見ると結構な迫力。
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コンドームショップのマスコット。あんなほこりくさくて狭苦しいテントしかなくても、必要な人達にとっては必要なわけです。
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CDショップ。今年のフェスに来ているバンドのCDはもちろん、新しいものから古いものまで、いろいろ売っています。
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服屋さんは会場内にたくさんあります。手軽に買える100~250DKK程度の服がほとんどです。
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プール。
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本日のコンサートは17:00のDIZZY MIZZ LIZZYから立て続けに気になるバンドが続くため、体力温存のため、午後もコンサートには行かず、テント場の近くの木陰で本を読んで昼寝をしたり、シャボン玉をつくったりして過ごしました。フェス仲間たちは、他のコンサートに行ったり、他のテント場へ友人を訪ねに行ったりしているようですが、彼らは彼らで、私は私で、それぞれのペースで楽しみます。

さて、17:00。デンマークのバンドですが日本にもファンが多いDIZZY MIZZ LIZZYです。ボーカルは私と同じく今日が誕生日。ということで誕生日ソングを熱唱・・・。サービス精神ありすぎなくらいのアンコールが続きました。いきなりおなかいっぱいです。
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21:00、何気なく入ってみたPAVILIONテントで、すごいバンドに出会えました。日本の女性3人のバンド、NISENNENMONDAIです。インストのバンドのようですが、とにかくドラムの女の子がすごく小柄なのに、何かにとりつかれたかのように一心不乱にドラムを力強くたたきまくる姿に観客は唖然。次から次へと、「何事か?」と、近くを通りかかる人が集まってきて、一番小さいPAVILIONテントは大盛り上がりでした。

20:30からは、この日最も期待していたTHEM CROOKED VULTURESのコンサートへ。大御所4人が集まったバンドは、とにかく全パートが「安定している」!最初から最後まで中だるみなく聴き倒せました。

この後もコンサートは深夜3:00まで続きましたが、私はきちんと夜は眠らないと体力が持たないので、ここで切り上げました。日付が変わる前にテントに戻って寝るのが私のポリシーです。GET A TENTエリアは、コンサート会場からやや離れているため、テント場まで戻ってしまえばコンサート会場の音もうるさくなく、よく眠れます。

本日のバンド。ごちそうさまでした。
DIZZY MIZZ LIZZY
ALICE IN CHAINS
NISENNENMONDAI
THEM CROOKED VULTURES

Roskilde Festival 2010 1日目

2010年7月1日(木)本戦1日目

この日から、すべてのコンサート会場が開放されます(ウォーミングアップ期間中は、一部の会場のみ開放されていて、PAVILION JUNIORというコンサート会場で、これからメジャーになっていくであろうデンマークのバンドによる小規模なコンサートが行われています)。コンサートは"PAVILION", "COSMOPOL", "ODEON", "ARENA", "ORANGE"という5つのテントで行われます。

"ORANGE"が、一番大きなコンサートテントです。RoskildeFestivalのロゴマークにもなっているあのテントです。このテントのみ観客は屋外で、他4つのテントは、ステージも観客もテントの中に入る構造です。そうそう、仲間の旗があると、ORANGE会場で待ち合わせるときに便利なんです。フェスの本戦になると、携帯はデンマークのものであってもつながりにくくなりがちです。時には、昼間に送ったメールがその日の夜中にやっと来たり…。
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コンサートは5つのテントで同時進行しているため、すべてのコンサートに行くことはできません。初日にアームバンドを交換する際に、下の写真のようなコンサートプログラムと、各ミュージシャンの詳細が書かれたハンドブックがもらえます。それを見ながら、誰のコンサートを見るか決めます。大物はORANGEテントに来ますが、何気なく他の会場に入って、意外なミュージシャンにハマってしまうこともあるのがフェスの面白いところです。
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例年、初日のコンサートは17:30頃スタートします。今年は特別に、18:00から、"In Memory of 2000-" という特別セレモニーが、Patti SmithとギタリストLenny Kayeの司会で催されました。2000年のRoskildeFestivalでは、9人の少年が亡くなりました。"ORANGE"のステージの前は芝生が広がっていますが、コアなファンは、ステージのまん前の区画に入れば、コンサートを間近に見ることが可能です。亡くなった9人は、この区画にいて、他の観客に押されて圧死しました。コンサート会場には彼らの慰霊碑があり、毎年、花が手向けられています。2010年は、この事故からちょうど10年目にあたります。Patti Smithは、亡くなった9人の名をひとりひとり呼びながら、ステージからバラの花を投げていました。泣けるセレモニーでした。そして最後に「みんな、水はちゃんと飲んでね。」とかわいく言いました(熱中症防止のために言ったと思われます)。Patti姐さん最高です。

フェス会場の最初のゴハン。THAILANNAという店のタイカレー80DKK。美味しいので毎年食べてます。買うのに長い行列ができるので、いつも食事の時間を早めにとって食べちゃいます。
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この日のトリはGORILLAZでした。音楽のジャンルが多種多様すぎて面白いミュージシャンです。GORILLAZはこれまで、メンバーが正体を隠していたバンドで、CDのジャケットやPVなどもみんなアニメーションでした。なのでいままでメンバーの素顔を見たことがありませんでした。今回、ホンモノが演奏していて、ほんとうに驚きました!ステージ前に行かなかったことをちょっと後悔。でも、30歳最後の夜をGORILLAZのコンサートで締めくくれるなんて、私は幸せ者です。


本日のバンド。ごちそうさまでした。
WHEN SAINTS GO MACHINE
LCD SOUNDSYSTEM
GORILLAZ

Roskilde Festival 2010 マイナス1日目

2010年6月30日(水)ウォーミングアップ5日目

5日間も、毎日適当に、「今日は何しよ~?何でもいっか~。」といい加減に過ごす。なんて贅沢なのでしょうか!今の私なら絶対に、パッケージツアー旅行、いやそれ以上に分単位で予定を詰め込んでしまうかもしれません。効率の良さを求めて計画通りにサクサク動く感覚も、気分に任せてだらーり過ごしても後悔しない感覚も、両方持ち合わせていたいものです。

ウォーミングアップ最終日、このあたりから人がぐっと増え始めます。GET A TENTエリアには、男女別の温水シャワー用コンテナ(普通のコンテナの中の天井部分に水道管がひいてあって、シャワーヘッドがついている)があるのですが、この頃になると利用者が増えて、そこの排水がだんだん滞ってきます。気になるようでしたら、ゴムぞうりを履いたままシャワーを浴びるほうがよいかもしれません。人も増えれば、ギョッとすることも増えます。恥じらいもなく大股開いてムダ毛というムダ毛をそりまくる女子たちもいたり。うーん、これはRoskildeFestivalならではなのか、デンマーク人女子にとっての普通なのか・・・。ギョッとすることに出くわしたときは、「いろいろいますね、フェスだから~。」と、あまり考えないのがいちばんです。

さて、5日も過ごしていると、そろそろ携帯の電池がもたなくなってくる頃です。アダプターを持っていれば、LUGGAGE STORAGEコーナーで、1回15DKKで充電してくれます。デジカメの充電もOK。ちなみにこの充電代、GET A TENTチケットの人は何回充電してもタダです。

充電してもらっている間に、午前中はロスキレの街の中心部へ。目的は図書館でインターネットです。インターネットコーナーはフェス会場内にもありますが、混んでいることもあるので、私は涼しくて静かなロスキレ図書館へ行きます。ついでに街の中で足りないものも買ってこられます。フェスの時期は、街の中心部もフェスのアームバンドをした人でいっぱいです。街のメインストリートでも、フリース毛布やかみそり、電池など、フェスについ持っていくのを忘れがちな、かゆいところに手が届いているものがいろいろ売っています。もちろんビールも。町の中心にはロスキレ大聖堂などの観光名所もあります。

ストリートコンサート?漫才?を見ているみなさん。
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テント場に戻ってみると、昼からもうみんな飲んでました。
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夕方から、「やっと」フェス会場を散歩・・・。さっそくMerchandiseコーナーで2010年のオフィシャルTシャツを購入。オフィシャルグッズは、サイズによってはフェス期間中に売り切れてしまうこともあるので、早めの購入をおススメします。ちなみに、コンバース好きの皆さん、RoskildeFestival限定のコンバースもありますよ。こちらは毎年、期間中に売り切れます。欲しい方はフェス会場内のコンバースショップで早めの購入を。
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ミニシネマ。メジャーなものからそうでないものまで、各国のいろいろな映画が英語字幕つきで見られます。無料。毎年、日本の映画も1~2本あります。
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旗屋さん。仲間オリジナルの旗は、持っていると便利なのです。なぜかはまた次回。
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サモサを皆でつまんで話しているとき、フェス仲間のL女史が面白いことを言いました。

「もし、RoskildeFestivalが、そっくりそのまま、たとえばコペンハーゲンとか、ロスキレ以外の会場に移ってしまったら、なんか変だし、行かないと思う。ロスキレでやるから面白いんだと思う。」

彼女の真意は分かりませんが、私も、私なりに、やっぱりRoskildeFestivalはロスキレでやらないと成り立たない気がするのです。たとえすべて同じやり方で、別の場所でやったとしても。ロスキレに住む人が、RoskildeFestivalをどう思っているのかは私も知りません。いろいろな意見があると思います。ただ、このスレスレの大騒ぎをやってもシラけない、かつ秩序が乱れすぎない、絶妙な街がロスキレなのでは?と思うのです。

次回からいよいよ、本格的なコンサートです・・・ウォーミングアップしすぎです。

Roskilde Festival 2010 マイナス2日目

2010年6月29日(火)ウォーミングアップ4日目

この日の気温は28度。デンマークではかなりの真夏日でした。前日、自転車をこぎすぎて疲れているのですが、テントの中は日が射すととたんに暑くなるので、7:30頃には目がさめてしまいました。テントの中は、昼はTシャツでも中にいられないほど暑くなり、夜はフリースがないと眠れないくらい寒くなります。

フェス仲間と朝ごはんを食べながら、昨日せっかくヘルシンオア(Helsingør)まで行ったのに、クロンボー城の中は見られなかった、という話をしました。そうしたら、私の元ホストファミリーが「自分も中には入ったことがないから、今日行ってみよう!」と言い出し、昨日行ったところに車で再び行くことになりました。車って本当にすごいですね。あっという間にヘルシンオアに着きました。

クロンボー城の詳細についてはこちら(ウィキペディア・日本語)(クロンボー城のHP、英語)

クロンボー城があるHelsingørは、デンマークで最もスウェーデンに近い位置にあり、海峡を挟んでたった4km先に、隣のスウェーデン・Helsinborgが見えます。このため両都市間を結ぶフェリーも1時間に数本出ています。クロンボー城からは、船が何度も往復しているのが見えます。
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ちなみに、中世~近世にかけて、デンマーク王はこの海峡を通る船から通行税を取っていたそうです。従わない船はここからドドーンと撃ってしまったわけです。では誰がそれを廃止したか?アメリカ人でした。うーん、いかにも。
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ではいざ、城の中へ。これは城の中庭です。中庭の中心に井戸があり、ペットボトルを持っていけば水が飲めます。トイレもちゃんとあります。


城の中。天井がきらびやかな宮殿らしくなくて、面白いなあと思いました。
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すごく古そうなゴブラン織り。
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クロンボー城は宮殿のほかに、教会・博物館・砲郭(デンマーク語でKasematterne)があり、この砲郭がなかなかおもしろいです。中はまっくらです。その中に、Holger Danskeの像があります。この方は普段は寝ていますが、デンマークがピンチに陥ったときは目を覚まし、助けてくれるそうです。この日はピンチではなかったのでぐっすり寝ていました。
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おなかがすいてきたので、コペンハーゲンのショッピングセンターFisketorvetへ行きました。ここのランチバイキングはおすすめです。ギリシア・トルコ系の料理ですが、夏はさっぱりしていてうまいです。このうまさでドリンク代込み100DKKなら許します。それにしてもFisketorvetの周辺は本当にきれいになりました。マンションが建って、ビルが建って、お台場みたいです。私は2001年に調査で1ヶ月デンマークに滞在しましたが、そのころのFisketorvetは、さら地の周りにポツンと建っている感じでした。

この後はコペンハーゲンに住む友人を訪問、FIFAワールドカップの日本-パラグアイ戦を見て過ごしました。

というわけで、ぜんぜんRoskildeFestivalと関係ないことばかりしていますが、フェスに行きながら、ついでにシェランの観光地をあちこちめぐるのもいいですよーという話です。なんせ、テントという安い宿泊場所が確保されているわけですから、宿泊費用を考えずに観光地をめぐれると考えれば、お得かもしれません。

Roskilde Festival 2010 マイナス3日目

2010年6月28日(月)ウォーミングアップ3日目

---余談----------
およそ10年前、自分が20歳のとき、大学の夏休みにザックを担いで、北海道を列車とバスで回りました。そのとき、なぜかあちこちで、30代前半の方にお会いしました。「今、ちょっと仕事をお休みして、北海道を回ってるんだ。秋からはそろそろ仕事しないとねー。」という、どこかすがすがしく、のんびりした皆さんでした。10年後、自分も、今ちょっと仕事をお休みしている人になって、北海道よりさらに北に行ってしまうとは思いもよりませんでした。大変すがすがしく、のんびりさせてもらいました。こうして働いているいま、あの時間がほんとうに貴重なものだったのだと実感しています。
---余談ここまで----


ウォーミングアップ期間中は、本当に自分の好きなように一日の過ごし方をアレンジできます(こちら参照)。一日中お酒を飲んでいるもよし、ロスキレ市街地を見学してくるもよし。この日も私は、フェスのこともお酒のことも完全にほったらかしで、朝からヘルシンオア(Helsingør)に出発しました。クロンボー城を見るためです。そして、シェラン島東部の、景色のよい海沿いの道路を自転車で走ってみたかったのです。帰りは列車に自転車を載せて帰るつもりでいました。結論を先に言うと、帰りも自転車で帰ったのですが。

思い立って突然行ったので、なんと、地図もコンパスもありません。それでも鉄道大好きなので鉄道路線図はおおよそ頭に入っていますし、前日にコペンハーゲンまでは自転車で行っているので、コペンハーゲンの手前で北に進路を変えればいいのだ、ダメなら途中で列車に乗ろう、という安易な考えで強行出発したのでした。ロスキレ(Roskilde:地図L地点)からロズオア(Rødovre:B地点)まで行き、そこから進路を北へ。道路案内標識を見ながら、なんとなくゲントフテ(Gentofte:D地点)通ってクランペンボー(Klampenborg:E地点)に行けば海側に出るだろよーという、いいかげんなルートで細かい道をさまよいました。地図上のルートは、本当に通ったのではなく、たぶん通ったと思われる道です。
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道路標識だけで超テキトーに走ったのに、本当に海に出た(笑)!
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海沿いの道に出たら、そこからはひたすら一本道で、道沿いに北上です。北シェランは、どうやらお金持ちな方々が住んでいらっしゃるようで、海を見下ろす高台に邸宅が立ち並び、道沿いのスーパーは高級スーパーIrmaしかなく、FN派の私には敷居が高いのでした(FN=FaktaとNetto。安さがウリのデンマークの庶民スーパー)。何人もの本格チャリダーに追い抜かれながら、衰えた体力に自分で驚きながら、のろのろ走ること4時間以上。午後5時、ヘルシンオア(Helsingør:F地点)到着。

行き当たりばったりのサイクリングなのだから仕方ないのですが、クロンボー城に到着したとたんに、城の閉館時刻になってしまいました・・・。
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ここまで来たのに城に入れないのは、ちょっと悔しかったのであります。そして、意外に列車の運賃が高い。ロスキレまでクリップコートという、ちょっと運賃が安くなる回数券を使っても45DKK(約900円)。自転車を載せるとさらに高くなります。お城も見られなかったのに電車賃だけ払うのは悔しくなり(ケチともいう。)、帰りも自転車で帰ることに。帰りは海沿いではなく、ロスキレに向かって直進するような感じで帰れば近道だろうという、これまたテキトーな判断で、山側から帰ることに。
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ほどなくして幹線道路を見つけ、「ロスキレまで45km」と書かれた標識も発見。この道を進めば自動的にロスキレに行けるのです。これなら暗くなる23時頃(デンマークはこの時期、そのくらいの時間まで十分明るい)までには帰れるだろうと判断したのですが・・・甘かったです。なんと、ヒラロズ(Hillerød:G地点)から、幹線道路は高速道路と合流し、自転車は道路に進入できなくなってしまったのでした。
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ヒラロズで、この先どうしようかと悩みました。いい事を思いつきました。バスの路線どおりに走っていけば、次の街へいけるのです。ヒラロズ市街のInfoで、近辺の比較的大きい町の位置を確認。フレデリクススン(Frederikssund:I地点)にいけば、そのまま南下してロスキレに行けるとわかったので、今度は方角とバス停に注意しながら田舎の細道を走り始めました。とにかくヒラロズから南西に進めばフレデリクススン、方角は太陽の方向でおおよそ分かるので、信じて道を進めば、ちゃんとバス路線を走ることができていたようです。


首都コペンハーゲンがあるシェラン島でも、ちょっと街を離れれば、このような風景が広がります(G地点)。私が住んでたところとどっこいどっこいの田舎じゃないの・・・。
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しかしながら、バス路線を走るということは、幹線道路より何倍も遠回りしているわけで。まさかの夜10時にやっと、フレデリクススン到着。フレデリクススン市街で、今度はロスキレ行きのバス路線を探し、停留所の名前をメモり、再びバス停に注意しながら田舎道を走りました。写真はフレデリクススン付近のフィヨルドの夕暮れ。
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途中で日が暮れました・・・。いままで、太陽の位置でなんとなくつかんでいた方角が分からなくなりました。幸い満月に近い日だったので、月の位置でアタリがつきました。フェス仲間に携帯で生存連絡をし、バス停に沿って走っていくと、途中でヒラロズで離れてしまった幹線道路を発見。またただの幹線道路に戻っていたので、そこを走ってロスキレへ。
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無事テントに戻ったのは、夜中の1:30でした・・・。フェス仲間の何人かが、お酒を飲んで待っていてくれました。
走行距離は、約150kmでした。パンクでもしていたら、ライトが切れていたら、水を持っていなかったら、何が起こっていたかわかりませんでした。装備のない無謀なサイクリングは、もう絶対やめようと肝に銘じました。

Roskilde Festival 2010 マイナス4日目

2010年6月27日(日)ウォーミングアップ2日目


GET A TENTエリアの朝。ここのテントは皆おそろいの、Roskildeロゴつきのオレンジのテントです。テントのお持ち帰りもOK。持ち帰って、次の年は通常のテント場にて使用する人もいます。
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ウォーミングアップの日が、去年より1日増えているのに気づきました。Roskilde2009のときは、確か日曜日にテント場に来たはずなんです。しかし今年は土曜日からテント場にいる・・・ということは、私は着替えを1日少なく持ってきてしまったわけで。でも、足りないものがあれば、ロスキレ市街に行けば何でも売っていますし、コインランドリーもあるので、あまり問題ではありません。問題は足です。ロスキレ市街は、フェス会場から約2.5km-3km。歩くにはやや遠いです。会場から市街地方面へのバス(有料)も出ていますが、バスを待つくらいなら歩いたほうが早いです。非常に微妙な距離なので、自転車はとても重宝します。元ホストファミリーの車は荷台が大きいので、私は自分の自転車を車に載せてもらって、持って来ました。


こんな感じで。
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この日は午前中、自転車でロスキレ市内にいる友人宅を訪問。市街地でご飯を食べて、午後は自転車でコペンハーゲンへ。行き先は在デンマーク日本大使館。この日は大使館で参議院選挙の投票をしたのでした。その後コペンハーゲン市内にいる友人を訪問。そして夕方までにフェス仲間の待つテント場へ戻りました。総走行距離、約57km。

なお、フェス会場では多くの人が自転車を所持しています。多くの人が、道路沿いのフェンス近くに駐輪します。盗まれないように、また、他の人の自転車と間違えられないように、目印をつけ、頑丈な鍵でフェンスにくくりつけておくとよいです。ライト類も盗まれやすいので、はずせるものならはずしたほうがいいです。さらに、大量の自転車が駐輪されて、自分のものが奥に入りすぎて取り出せなくなることもあります。取り出しやすく、そしてオシッコをかけられないようなフェンスを上手に選ぶのがコツです。GET A TENTエリアでは、あまり自転車を所持する人がいないため、駐輪に神経質になる必要がなく、とても快適でした。
プロフィール

syltetoejsglas

Author:syltetoejsglas
はじめまして。syltetoejsglas (デンマーク語で「ジャムの瓶」の意)です。大学でジャム瓶を使って実験をしていたので、こういう名前です。
現在、デンマークでの大学院生生活を終え、プータロー生活を1年近く大満喫の後、日本帰国。4月から専門職で社会人復帰しています。
このブログは、デンマークなのにデンマーク人にすらデンマークと思われていない(?)デンマーク最北部での野趣あふれる生活を懐かしみつつ、私のいまだ不慣れな日本での日常生活を淡々と綴るものです。

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