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けっこう凝ってて使える、「Borgen」のホームページ

たいして理解できているわけではないのに、すっかり日曜ドラマ「Borgen」にハマッている自分です。

「Borgen」のホームページは、けっこうおもしろいつくりになっています。
まず、このドラマには、架空の新聞「EKSPRES」紙が出てきます。この新聞は、ドラマの主人公(首相のBirgitte)の政府のことをとにかく悪く書きます。なぜなら、主人公と先の選挙で争って負け、首相になりたかったのになれなかった、労働党の元党首Michaelが離党の後、この新聞の編集長になったからです。ドラマでは紙面の見出しがちらっと見える程度なので、記事の内容までは分かりません。

Borgenのホームページには、このEKSPRES紙へのリンクがあり、架空の新聞記事の内容がしっかり書かれているのです。ここを見れば、ドラマに出てきたあの記事はどういう記事だったのかがわかります。ドラマに直接出てこない記事もあり、それを読むと、その回のドラマの内容を補足してくれます。

また、別のリンクで、「BORGEN I VIRKELIGHEDEN」というコーナーがあり、ドラマの各回の内容に沿って、デンマークの「実際の」社会問題の背景や、政治の仕組みなどを解説しています。たぶん、小中学生にも分かるレベルで書かれているのだと思います。ここを読むと、デンマークの政治つながりの分野を、わりと平易な文章でかいつまんで知ることができるので、読み物としていい語学教材だと思います。しかも新聞記事のように長くない。語彙不足をあまり気にしすぎず、長文にひるまず、デンマークの難しいことが分かるというわけです。

私は、もともと田舎の学校で、低学年の子どもと接するインターンをしていたので、デンマーク語を話さざるを得なかった&デンマーク語をやると、デン英辞書を使うので、英語の力もあわせてつく、という理由でデンマーク語を続けています。が、デンマークに住んでいる方の中には、この先の生活のため、家族のためにデンマーク語を本気で習得しなければならない状況の人も多いと思います。私の経験上、語学学校のテキストブックと宿題をしっかりやれば、日常で自分の言いたいことをかなり話せるようになり、デンマーク人同士のざっくばらんな話は理解できるようになります。でも、PD3をとって語学学校を卒業して、日常の最低限の基本生活をデンマーク語ですることには困らなくなっても、ニュースを理解したり、デンマーク人同士の複雑な話を理解することはできませんでした。なぜなら、基本的な語彙を習得していても、デンマークの社会背景、カルチャー、最近の流行などをちゃんと把握していないので、どういう内容の話をしているのか「当たり」がつけられなかったのです。王室の話とか、政党の話とか、ある程度語学学校でも習いましたが、それだけでは全然足りませんでした。

「当たり」がつかないと、その話は最後までよく分からず、興味も半減、デンマーク人同士の会話を聞き流してひたすらボーっとしていないといけなくなります。ボーっとしている人を邪魔してはいけないと思うのか、はたまたどうでもいいと思っているのか、会話の輪から外れている人を、引っ張り込んでくれるデンマーク人は少ないです。ニュースも、毎日よく分からない、ということが続くと、見る気がなくなります。そうしてどんどん、デンマーク人との間に壁ができていきます。逆に、ある程度の「当たり」がつけば、その話に興味を持ち、本当に自分の認識であっているのか相手に問うたり、ニュースの内容なら後で新聞やネットを見て確認することもできます。そうしてまた、そのジャンルに興味を持ち、新しい語彙が増えて、ますます理解できるようになります。

昔、私の語学学校の先生が言っていた、「新聞や雑誌から一日一記事、しかもできるだけ短いのを、できるだけジャンルが偏らないようにして読みなさい。」というのは、こういうことだったのかな?と今になって思います。
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外国語生活の中での発見

私は、外国語で的確な文章や、的確な発言をどんどん発信していける人をすごいなあと思います。たとえば、ブログであれば、定期的に新しい情報をどんどん投稿できる人。学校であれば、的確なレポートを短時間で仕上げられる人。ここぞというときに発言ができ、それがいつも的を得ている人。もちろん、書く時間、話す時間がないほど忙しい人もいますし、ネタが無ければ文章も会話も成り立ちません。私は今、時間もネタも持っていながら、なかなかそれを文章や会話にまとめることができません。そもそも私が修士論文の提出を遅らせてしまった一番の理由は、自分の研究を英語で文章化するのに時間がかかったからでした。そしてこのブログの英語・デンマーク語版を書く時も、書きたいネタが沢山ありながら、さらりと書けずにいる私自身にジレンマを感じています。デンマークに住み始めた頃は、デンマーク語や英語に対する語彙や文法知識が少ないから、まとめることができないのだと思っていました。しかし、ある程度言葉を覚えても状況は変わりませんでした。私の場合、まとめられない理由はもっと「別のところ」にあったのです。

外国語で文章を書いたり、外国語で会話をすると、全くまとまらず書けなくなる、話せなくなる。私の場合、このようになる理由は4段階あります。

1. ネタを元に、自分が何を伝えたいのかが、自分でよく分かっていない。
2. 自分の伝えたいことが、頭の中で明確なイメージになっていない。
3. その頭の中のイメージが、(何語でもいいのですがとにかく)文章化できていない。
4. 文章化ができても、目的の外国語の、文法的に正しい文章がつくれていない。
 
4は、語学学校で習ったり、独学で勉強するしかありません。いわゆる「語学」の部分です。1から3が、先ほど「別のところ」と言った部分です。これらは学ぶというより、日ごろから意識して訓練していくようなものだと考えています。
 
英語で論文を書いていてゆきづまったとき、まずあせらずに1から3の手順をふむと、一見時間がかかって面倒くさそうなのですが、すんなり文章がまとまることがよくありました。論文をひとつ書くのに、奇妙な絵、奇妙な英語と日本語とデンマーク語がまじった文で埋まったノートがたくさんできました。誰かと会話をしていてゆきづまったとき、まずあせらずに1から3の手順をふむと、しばしの沈黙の後にふっと口をついて話せるようになる、という経験もたくさんしました(相手がその沈黙に耐えてくれることが前提ですが)。今でも、会話がどうにもならなくなったときは、「私はこういうことを今あなたに伝えたいけれど、これをデンマーク語や英語でどういったらいいですか?」と図を描いて説明することがあります。

これまで日本語だけで何十年も暮らしてきた中では、1から3の手順について、あまり深く考えたことはありませんでした。なぜなら4がそれなりにまともにできるので、1から3が多少曖昧でも、なんとなく日本語の文章は作れてしまうからです。きっと昔の私は、日本語文法としては正しいけれど、意図の全く伝わっていない文章や会話をたくさん人に発信し、人を混乱させていたかもしれません。

他の人にとっては、当たり前にできている、とるに足らないことなのかもしれません。しかし私にとっては、「きちんと段階を経ないと、人に伝わる文章は書けない、人に伝わる会話はできない。」ということは、外国で母国語をほとんど使わずに生活して、初めて発見したことでした。


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語学学校の卒業式

今日は語学学校の卒業式がありました。

以前、日記に少し書きましたが、デンマークの語学学校は、デンマークに長期滞在する人が、デンマーク語を習うために通う学校です。税金で賄っているので、3年間は無料で通えます。その3年の間に、3種類あるデンマーク語試験(PD1、PD2、PD3)のいずれかに受かれば卒業です。試験は読み、書き、会話の3つから成り立っています。PD3の試験に受かることが、移民の人々が正式に市民権を獲得する(デンマークパスポート取得)の1条件になっています。また、受けた試験によって、いくつかの専門教育機関に入学することも可能になります。私が受けたのはPD3です。今日、試験の結果証明をいただきました。読み…普通。書き…普通。会話…普通。トータル…普通。そうですか。という結果でした。

今日まで一緒に勉強してきた皆ともお別れです。毎週顔をあわせていたのに、もうそれがなくなるのかと思うと不思議な気持ちです。私をいつも心配してくれた女性は、新しい仕事を見つけて張り切っていました。3年間ぎりぎりで後がない状態で受かった男性は、VUCという別の形態の語学学校で、デンマーク語を続けるそうです。

私は大学院生を続けるのですが、さて、デンマーク語はどうしましょうか。大学では英語を使うので、日常生活程度のデンマーク語しかしゃべりません。かといってこのままどんどんデンマーク語を忘れるのも惜しい。

無料で引き続き通うとすると、PD3のさらに上の試験を受けるコースがあるにはありますが、受講生がどんどんリタイヤすると評判の難しいコースらしいです。「さらに上の試験」に受かれば、デンマークの大学に、留学生ではない、正式な学生として入れる資格を有することができるのです。難しくて当然だと思います。しかもその資格、私はいらないです。通う目的がないまま通うのもよくない。ただ、そんなリタイア続出コースって、どんなん?という好奇心があるので、とりあえず8月になったら、そのコースを覗きにいってきます。ちなみにこのコース、私の住んでいる地域の語学学校には設置されていません。田舎なので。見学も入学も、Aalborgの語学学校に交渉に行かなければなりません。

合格したらしい。

デンマーク語の口頭試験を受けてきました。結果は、前月のペーパーテスト含め、全部合格したとのことです。
どれだけのレベルだったのかは、今度教えてもらえます。受かると思っていなかっただけに、あんまり聞きたくないですが…。とりあえず、受かっているとのことで安心しました。

気持ちを切り替えて、大学のプレゼンの練習と試験勉強です。運とノリで何とかするしかないです。

今は受かってなんとなく気が高ぶっているので、いったん寝ます。おやすみなさい。

試験が終了しました。

謎のデンマーク語検定試験がさっき終わりました。4時間も集中するとさすがに疲れました。今日の読み書きテストにプラス、来月の会話テストで、初めて合否が決まるのですが、今日のテストは、うかれば儲けものだという程度しかできてないと思われ…?忘れます。過ぎたことですから…。

それよりもうれしかったのは、以前、語学学校昼間コースに通っていたときに一緒のクラスだった人たちに、本当に久しぶりに会えた事と、朝早く、大学のみんなから携帯メールが来たことです。

"Held og lykke med eksammen. Vi krydser fingre!" (試験がんばってね。幸運を祈ってます!)
*krydser fingre = cross fingers. 中指と人差し指を交差させるのは、相手の人の幸運を祈るサインです。

明日から再び、大学に復帰です。

デンマーク語の試験とは

今日は家で作業の日です。といってもデータの打ち込みだけなので、 昼からはデンマーク語の試験(通称PD3といいます)勉強をするつもりです。1年通った語学学校を卒業するための試験(落ちても卒業させられるけれど)です。

この試験なんですが、年々、受かるのが難しくなるようにルール改定されています。なぜかというと、本来、この試験は、難民としてデンマークに移住した人、デンマーク人と結婚して移住した人、デンマークで長期的に働く人などが勉強して受けるものだからです。合格が、デンマークの高等教育機関で勉強するための条件だったり、永住権獲得の条件の一つ(他にいっぱい条件がある)だったりするのです。試験のルールや合格基準を決めるのは政府で、今は移民を渋る傾向にあるので、受かるのを難しくしています。

私はただの学生なので、政府からしてみたら、合格されてもねえ?という身分です。自分のモチベーションが下がらないように、周りに試験を受けると言いふらして、ここにも書いて、さあ落ちたら恥ずかしいぞと自分に言い聞かせています。有言実行…。

テストは1読み、2書き、3簡単なプレゼンと会話です。つい前回の試験からまたルール改定されて、読み問題の辞書の使用が禁止になりました。そのぶん合格基準は若干受かりやすいように変わったと先生は言いますが、1,2,3のバランスが著しく悪いと落ちやすい基準になっていました。私は読みだけが著しく苦手なので、危ういです。

この試験の受験料は、初回はタダです。語学学校内で勉強して、いくつかの昇級試験を受けて、この試験にたどり着きます。学校の授業料も、3年間はタダです。税金で成り立ってます。

政府の考えは、これでちゃんとしゃべれるようになって、早く仕事に就いて、働いて税金納めてもらわないと、ということなのでしょうか。ただ、たまにこの試験に到達できないまま3年が過ぎてしまって、学校に来なくなる人もいます。それに、最終試験を受けるレベルといっても、正直この語学力では、会社で給料もらって働くことはできないと私は思っています。

腸が痛かったのです…?

昨日、3週間ぶりに語学学校に復帰しました。もう昼コースには時間がなくて行けないので、働く人と学生が通う夜コースに移りました。皆さん互いに昼間苦労をしているせいか、和気藹藹としていますし、話すデンマーク語もかなり使い慣れた感じがします。働いて、毎日ネイティブと話すというのは、言葉の習得にかなりプラスになるようです。

そして今日は、仕事をサボることについての、面白い表現を聞きました。
pjaekke=仕事や学校を"サボる"
blind"term"=盲"腸"

これを足して
Jeg havde ondt i "pjaek term" i gaar.
というと、直訳で「私は昨日、サボリ腸が痛かった。」、つまり、暗に「昨日仕事をサボった」という意味になるそうです。なんだか、日本人が学校や仕事をサボったときの言い訳で、「遠い親戚が急に亡くなって…。」というのに通ずるものがありませんか?

語学学校の本音

先月からデンマーク語学学校Sprogskoleに通っています。この学校は、移民、結婚、留学等、デンマークにさまざまな理由で長期滞在する人々が、デンマーク語を習うための学校です。3年以内に卒業すれば授業費は無料です。私はさほど長期滞在でもないですが、希望したら通えることになりました。

入学時に、どのクラスに入るかを決めるための、現段階のデンマーク語能力をはかるテストを受けました。私はなぜかモジュール3というクラスへ行くことに。モジュールは1から5まであって、5まで進むとPD3という、デンマーク語検定試験のようなものを受けて卒業だそうです。でも、田舎の語学学校は規模が小さいので、モジュールごとのクラスではなく、1と2が1クラス、3~5が1クラスで構成されていました。結局、モジュール5に極力シフトした授業を最初から受けることになってしましました。ついていけません。

クラスに入ってみたらインターナショナルでした。クラスにはコロンビア、タジキスタン、ミャンマー、スリランカ、インドネシア、マダガスカル、ベトナム、ギリシャ、等々から来た人々がいます。結婚してデンマークに来た人、難民として来ている人、バックグラウンドはさまざまです。で、デンマーク語と主に英語で互いに会話するのですが、よくよく彼らの話を聞くと、自分の国で戦争や紛争が起こって、ここに逃れた何人かの本音は、デンマークが別に好きでもないし、語学学校も通いたくないのだそうです。それでも通うのは、通えば自治体から補助金が支給されるから、と。やっぱり自分の国に帰りたい、とみんな言うのです。中には、逃れてくる際に、デンマークしか国を選べなかった、知らない間にデンマークにくることになっていたという人もいます。

これで、発音が悪けりゃ通じない、おまけにその発音が難しい(時々デンマーク人なのにデンマーク語がまともに話せない子どもがいるくらい)、そんな言語、習ってどうする?と思うのは自然かもしれません。英語だけでもなんとか暮らしていけますし。なおかつ、外国人から見たら本当にしっかりした社会保障があって、のんびり暮らすデンマークの人々を見ていると、腹が立ってくるのかもしれません。

自分の国に、帰りたくても帰れないって、日本人の私には到底想像しきれないです。

彼らはここに住みつづけることを妥協していると思います。なかには、語学学校にも来ないで、母国語だけでデンマーク人とはコンタクトもとらず、ひっそりと暮らす移民の人々もいます。そんな彼らを、「なぜ、せっかく移住してきたのに言葉を覚えようとしないのだろう?」というデンマーク人もいます。国の受け入れ態勢が整っていても、人レベルの受け入れ態勢は、まだ整っていないのかもしれません。
プロフィール

syltetoejsglas

Author:syltetoejsglas
はじめまして。syltetoejsglas (デンマーク語で「ジャムの瓶」の意)です。大学でジャム瓶を使って実験をしていたので、こういう名前です。
現在、デンマークでの大学院生生活を終え、プータロー生活を1年近く大満喫の後、日本帰国。4月から専門職で社会人復帰しています。
このブログは、デンマークなのにデンマーク人にすらデンマークと思われていない(?)デンマーク最北部での野趣あふれる生活を懐かしみつつ、私のいまだ不慣れな日本での日常生活を淡々と綴るものです。

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