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オールボーカーニバル

北ユトランド最大の都市、オールボー(Aalborg)では、毎年5月の最終週にAalborgCarnivalが催されます。今日はその最終日、一般人のグランドパレードが催されました。

デンマークの片田舎の祭りだろうと侮ってはいけません。実は北ヨーロッパ最大級のカーニバルです。グランドパレード参加者は約25000人、見物客は約100000人だそうです。カーニバルについての詳細はオフィシャルサイト(英語)をどうぞ。
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↑ ビール点滴。 


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毎年、グランドカーニバルの後の道路は、酒ビンの破片と缶でぐちゃぐちゃ、参加者は酒を飲みながら歩くので、道路わきでオシッコをする人もたくさん見かけます。この記事を書いている今も、全国ネットのニュースで流れていますが、今年は逮捕者も出ています。一番最後の写真に嫌悪感を抱いた人もいるのではないでしょうか。それでもこのカーニバルがずっと続いているのは、これが1年に1回きりだからだと思います。1年に1度のバカ騒ぎを心待ちにするならバカになって騒げばよし、それを見に行くもよし。でも怪我やトラブルは自己責任。バカ騒ぎが嫌いなら、見に行かなければいいだけのことです。明日の日曜は一斉清掃、月曜には何事も無かったかのように通常の一日が始まります。


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デンマークでの就職活動

現在私は、デンマークで就職活動をしています。この就職活動が、日本の新卒の就職活動とかなり違います。

中途と新卒の違い
たいてい、会社側は新卒採用枠と中途採用枠を明確に分けていません。つまり職歴の有無にかかわらず、○○学部を卒業したらもう○○のスペシャリストとみなされ、職歴ありの人と対等に活動します。

活動時期
日本は大学3年(修士1年)のころから就職活動が始まって、卒業までに決まって、卒業後すぐ就職…と漠然としたレールがありますが、デンマークにはそれがありません。すぐ就職するかしないかは自分で決めます。在学中は研究に集中したい、卒業後はしばらくのんびりしたいのであれば、卒業してしばらくしてから本格的に就職活動を始めればよいですし、卒業後すぐ働いてお金を稼ぎたいと思うなら、忙しくても在学中から就職活動を始めればよいというわけです。会社側に明確な採用時期がないので、いつから活動を始めても大丈夫です。

情報収集
新卒用の就職ナビサイトもありません(大学が独自に作っている、小規模の就職ナビや、一般向けの就職情報サイトはあります)。では、どこで会社情報、採用情報をもらうかというと、自分でインターネットで探したり、知人に聞いたり(知人のコネは、この小さな国では結構使える)、市の職安に行ったり、就職メッセに行ってもらってきます。

就職メッセ
一般向けのメッセ、学生向けのメッセ、いろいろあります。雰囲気は日本の就職フェスタに似ています。各社のブースがあり、その会社のパンフレットをもらったり、具体的なことを質問できます。しかし、業務に関する質問は、専門的過ぎてブース担当者では答えきれない場合が多いので、ほとんどの会社は、部署のチーフの名前と連絡先一覧をくれます。専門の人に直接、電話やメールで聞いてください、というわけです。もらい損ねても、会社のHPを見れば、チーフレベルの人の連絡先は載っています。

仕事への応募
興味のある求人をみつけたら、CV(履歴書のようなもの)と、アプリケーションを会社に送ります。アプリケーションには、なんで自分が応募したか、自分がいかにその仕事にふさわしいか等を簡潔に書きます。応募用件に「5年以上の職務経験のある方」と書いてあっても、興味があるなら新卒でも送ってかまいません。用件に沿っていない人を相手にするかしないかは、会社が決めることだからです。
興味のある会社や部署が求人を出していない場合でも、勝手に"Uopfordret ansøgning = Uninvited application"を送ってかまいません。もちろんこの場合は、会社側は人を募集していないので、何の連絡も来ない場合もあります。


私は先日、大学の教授から、環境コンサルタントのN社が気候変動関連の新しい部署を作ったという話を聞き、さっそく部署のチーフに電話してみました。「そちらの部署に興味があるので、Uninvited applicationを送っていいですか?」と。電話せず、いきなりアプリケーションを送っても問題ないのですが、チーフ級の人となると1日50~100通くらいメールを受け取る場合もあるので、メールで送ったアプリケーションが埋もれてしまう場合もあるからです。電話をしておくことで、少しでも相手の記憶に残るかもしれないことを狙っているのと、会社がアプリケーションを受け取ってくれるかどうかが電話で分かるので、こちらもちゃんと書く気が沸くというわけです。突撃となりの晩ご飯のようなアポなしぶりですが、学生がこういうことをするのはデンマークではよくあること、チーフさんも丁寧に応対してくれました。デンマークは人口が少ないから、学生の人口も少ない、だからむやみに就職をマニュアル化するより、個別にこうして対応したほうがたぶん都合がいいのだろうな、と思いました。

…でも、本当に日本に比べて、デンマークの学生の数は相対的に少ないのでしょうか?気になったので、日本の統計局(データ)と、デンマークの統計局(データ)で、全人口に対する、2008年の4年制大学(学士)の入学者の割合を計算してみました。結果、日本が0.40%、デンマークが0.34%でした。割合が似たようなものでも、絶対人数が多ければ、就職活動をマニュアル化(募集のあるところにだけ応募、就業は4月、ナビを通じて応募)しないと社会全体が混乱するのでしょうか、それとも日本の会社が、新卒学生を都合のいいように操りすぎなのでしょうか…?



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卒業パーティ

大学を卒業し、お世話になった皆さんにおもてなしをしたかったので、家で卒業パーティをしました。大学関係の方々は、春先から夏にかけてが週末返上で忙しく、私の家が大学から離れていることもあったので、4月に大学でお茶とケーキを振舞いました。今日は、大学関係以外の親しい人を読んでのパーティです。元ホストファミリー、語学学校時代の友人などが集まってくれました。

ベリーのチーズケーキ。ネットで拾った日本のレシピで作ったベイクドチーズケーキですが、デンマークでは珍しいケーキらしく、簡単に作れるわりに喜ばれます。ピッチャーの向こう側のは膨らみすぎたバナナケーキです…。
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巻き寿司。14人のお客さんに対して米6合分、8本巻きました。カニカマ・卵・ツナ・キュウリ巻、牛肉カルパッチョ・アボカド・レタス巻、スモークサーモン・アボカド・レタス巻です。カルパッチョ巻きがヒットでした。完食してもらえてよかったです。
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これらにプラス、なんちゃってトムヤムクンを作りました。トムヤムクンは、アジアンショップに売っているトムヤムペーストを使えば、味噌汁の感覚で簡単に作れます。パクチーの代わりにディルを使用。パンチが効いた味がよかったのか、意外とウケがよかったです。次にパーティをするときも献立に入れようと思います。

おもてなしをしたい人におもてなしができて、お祝いをしてもらえて、天気もよくて、みんなが帰ってからうれしくて泣いてしまいました。ほんとうにうれしかった。自分は幸せな奴だと思いました。

さて、明日は久々に大学に行き、教授に会ってきます。これまできちんと聞く機会を持たずにいたPh.Dについて、いろいろ聞きに行ってきます。

涼しくなる写真

デンマーク全土で気温が20度近くまで上がる日が続いています。遅い春がやっと来たのでしょうか。あんなに待ちわびていた春ですが、急に気温が上がると、たかだか20度でも異常に暑いと感じるのは私だけでしょうか。東京は30度超えだというのに…。

そういうわけで今日は、涼しくなる写真を紹介します。今年の初め、北ユトランドをうずめた?大雪の写真です。
まずは、2009年年末。ホワイトクリスマスの余韻に浸り、雪が降るのを皆喜んでいた頃の写真。
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私は12月30日~1月1日をコペンハーゲンで過ごしましたが、コペンハーゲンのあまりの雪の無さ、あまりの暖かさに驚きました。デンマーク全体で九州ほどの面積しかないのに、何故こうも天気が違うのだ?と(逆にシェラン地方は極寒なのに、ユトランド地方はそうでもないこともあります。)。一方、その間も北ユトランドはさらに雪が降り積もり、そのまま仕事始めを迎えてしまいました。1月5日、雪はピークに達し、列車が止まり、バスもいつ来るか分からない&間引き運転、車を出すのも難しい状態になりました。私は数日間、大学に行けませんでした。町の店も、従業員が出勤できないので、ほとんどの店が閉店しました。スーパーもあからさまに品薄で、この地域の物流がマヒ気味なのがよく分かりました。あのままずっと何日も雪が降り続けていたらどうなっていたのだろうと思うと、正直怖かったです。多くの人が不安な気持ちを抱えていたのか、その数日後、雪がやんで晴れた日には、実にたくさんの人が外を散歩していて、おたがいに、労をねぎらうように自然に挨拶しあえたことを今でも覚えています。

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久々に列車で大学に向かうと、リムフィヨルドが凍っていました。(リムフィヨルドはここ。)
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・・・涼しくなりました?


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鹿を轢きそうになりました。

友人と、私の運転でスケーエン(Skagen)に行きました。

以前の日記にも書いたとおり、この時期は特に野生動物、とりわけ発情期の鹿が道路に出てきやすいので、明け方と夕暮れ時の運転はほんとうに気をつけないといけません。大きい鹿に派手にぶつかれば、車は大破してしまいます。死なせてしなせてしまった鹿の処理も大変です。

Skagenに向かう途中で、幹線道路のすぐ脇に佇む鹿を3匹見つけました。嫌な予感がしました。帰り道、道路を突然横切る鹿に遭遇しました。ほんとうに、暗い森からヒュッと出てきたのです。もう少し出会うタイミングが悪かったら、轢いてしまうところでした。


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外国語生活の中での発見

私は、外国語で的確な文章や、的確な発言をどんどん発信していける人をすごいなあと思います。たとえば、ブログであれば、定期的に新しい情報をどんどん投稿できる人。学校であれば、的確なレポートを短時間で仕上げられる人。ここぞというときに発言ができ、それがいつも的を得ている人。もちろん、書く時間、話す時間がないほど忙しい人もいますし、ネタが無ければ文章も会話も成り立ちません。私は今、時間もネタも持っていながら、なかなかそれを文章や会話にまとめることができません。そもそも私が修士論文の提出を遅らせてしまった一番の理由は、自分の研究を英語で文章化するのに時間がかかったからでした。そしてこのブログの英語・デンマーク語版を書く時も、書きたいネタが沢山ありながら、さらりと書けずにいる私自身にジレンマを感じています。デンマークに住み始めた頃は、デンマーク語や英語に対する語彙や文法知識が少ないから、まとめることができないのだと思っていました。しかし、ある程度言葉を覚えても状況は変わりませんでした。私の場合、まとめられない理由はもっと「別のところ」にあったのです。

外国語で文章を書いたり、外国語で会話をすると、全くまとまらず書けなくなる、話せなくなる。私の場合、このようになる理由は4段階あります。

1. ネタを元に、自分が何を伝えたいのかが、自分でよく分かっていない。
2. 自分の伝えたいことが、頭の中で明確なイメージになっていない。
3. その頭の中のイメージが、(何語でもいいのですがとにかく)文章化できていない。
4. 文章化ができても、目的の外国語の、文法的に正しい文章がつくれていない。
 
4は、語学学校で習ったり、独学で勉強するしかありません。いわゆる「語学」の部分です。1から3が、先ほど「別のところ」と言った部分です。これらは学ぶというより、日ごろから意識して訓練していくようなものだと考えています。
 
英語で論文を書いていてゆきづまったとき、まずあせらずに1から3の手順をふむと、一見時間がかかって面倒くさそうなのですが、すんなり文章がまとまることがよくありました。論文をひとつ書くのに、奇妙な絵、奇妙な英語と日本語とデンマーク語がまじった文で埋まったノートがたくさんできました。誰かと会話をしていてゆきづまったとき、まずあせらずに1から3の手順をふむと、しばしの沈黙の後にふっと口をついて話せるようになる、という経験もたくさんしました(相手がその沈黙に耐えてくれることが前提ですが)。今でも、会話がどうにもならなくなったときは、「私はこういうことを今あなたに伝えたいけれど、これをデンマーク語や英語でどういったらいいですか?」と図を描いて説明することがあります。

これまで日本語だけで何十年も暮らしてきた中では、1から3の手順について、あまり深く考えたことはありませんでした。なぜなら4がそれなりにまともにできるので、1から3が多少曖昧でも、なんとなく日本語の文章は作れてしまうからです。きっと昔の私は、日本語文法としては正しいけれど、意図の全く伝わっていない文章や会話をたくさん人に発信し、人を混乱させていたかもしれません。

他の人にとっては、当たり前にできている、とるに足らないことなのかもしれません。しかし私にとっては、「きちんと段階を経ないと、人に伝わる文章は書けない、人に伝わる会話はできない。」ということは、外国で母国語をほとんど使わずに生活して、初めて発見したことでした。


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これからどうするか。

5月も半分が過ぎました。お礼の手紙も一通り出したので、今週は、就職活動関連をやっつけてしまおうと思います。具体的には、

・オンラインCVの更新(まだ学生のままの状態になっている)
・送ろうと思っていて送っていなかった会社にCVとアプリケーションを送る
・6月の、G社との2次面接予定をしっかりつめる
・G社でいざ働くことになった場合の、労働ビザへの切り替え方法を調べる
・ワーホリビザに切り替えておく(?)

ワーホリビザは6月中に申請してしまえば、年齢的には私もぎりぎりとれるはずなのです。7月末で今の学生ビザは切れてしまうので、ワーホリビザで8月以降も滞在する・しないは別として、念のために切り替えておくのがいいかもしれないなと思っています。G社の面接もダメになり、他の会社からも話が来なければ、8月以降は滞在する必要はありません。問題なのはダメにならなかった場合です。G社の2次面接はおそらく6月の末。そこから労働ビザを申請しようにも、G社は7月が夏休みだし、他にも必要な書類をつくってくれる機関が夏休みに入ってしまうので、書類をそろえるのが難しくなる。で、申請前に自分の今のビザが切れてしまう。日本からビザを申請すると、国内申請より時間がかかる…。そういうわけで、8月以降も合法的にデンマークに住める状態にしておいたほうがいいなと。でも、デンマーク国内で、別のビザからワーホリビザに切り替えるって可能なのかしら・・・?調べてみます。

申請・延長・延長・切替・延長…この3年半、立場が変わったりパスポートが切れたりで、これでビザ関連で慌しいのは6度目です。ビザ延長や切替は好きになれません(もともと、好きな人はあまりいないと思いますが)。自分の延長や切替はもちろん合法なのですが、私が考えている「念のため」に申請とか、いまいちモラルのない感じがして。法律は遵守すればそれでいいのだから、「モラルは関係ない、合法ならば良心の呵責を感じない。」の精神が大事です。


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レスー島(Læsø)に行ってきました。

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14日金曜日、日帰りでレスー島(Læsø)に行きました。レスー島は、北ユトランドのフレゼリクスハウン(Frederikshavn)から東へ約30kmのところにある島で、この島だけでひとつの自治体(kommune)を形成しています。レスーソルトと呼ばれる海塩の製造で有名な島です。こちらから、レスー島の観光案内(英語版)のpdfがダウンロードできます。
 
私は3年以上北ユトランドに住んでいながら、レスー島には一度も行ったことがありませんでした。なぜなら、これまでフレデリクスハウンからの往復のフェリー代が高額だったからです。しかし、今年の五月から、観光客不足に悩む自治体が、フェリー運賃の大幅値下げに踏み切りました。最安の往復運賃は115DKK、自転車を持っていく場合はこれに50DKK上乗せになります。私のホストママがこのニュースを聞きつけたところに、たまたま私が訪ねていったため、話が盛り上がって金曜日に突然、日帰り旅行をすることになりました。
 
早朝の列車でフレゼリクスハウンへ向かい、7:50発のフェリーでレスー島へ向かいました。フェリーの所要時間は約1時間半です。西港(Vesterø havn)に到着してすぐ、自転車で海塩の製塩所(Læsø saltsyderi)へ向かいました(写真2、3)。海水を少しずつ煮出して、水を蒸発させて作るこの塩は、デンマーク全国で有名で、非常に高価です。デンマークにお住まいの方、デンマークを観光された方は、スーパーや空港でこのパッケージを見たことがあるのではないでしょうか(写真1)?これはお土産用サイズのパッケージで、50gで25DKKです。もちろん大袋を買えば、g単価はもう少し安くなりますが、それでも高価です。でも、この価格に見合う味だと私は思います。嫌な苦味や辛味が無く、この塩だけ食べていてもいいくらい、おいしいです。

さて、製塩所から東港(Østerby havn)へ向かう途中で、レスー博物館(Læsø Museum)へ立ち寄りました(写真4、5)。ここは、昔の家屋を利用した博物館で、18世紀~20世紀初頭のレスーの人々の日常生活について知ることができます。特徴的なのは、家の屋根。藁ではなく、海藻を乾燥させて、縒ったもので葺いてあるのです!さらに、家の床板はあちこちに妙な穴が空いています。博物館のガイドブックによると、レスー島民は中世からずっと、王に献上する塩を作らされ、海水を煮出すために木材がどんどん使われたため、むかしの島は吹きさらしに近い状態だったそうです。さらに、生活に使う木材が慢性的に不足していたため、乾燥させた海藻を燃料にしたり、使えなくなったボートの木材を家の床板に使うなど、木のリデュース・リユースは徹底していたとのこと。私とホストママは、生きるだけでいつも精一杯な昔の生活と、生き方をいつも自分で見つけなければならない今の生活と、いったいどちらが幸せだろうね?という話をしていました。

道はどこも平坦で、とても走りやすいです(写真6、7)。博物館から、東港まで自転車を走らせ、ウールショップ(Læsø Uldstue)を訪ねました(写真8)。地が厚くて、チクチクしないここのウール製品は、ホストママのおすすめです。ウールのコート、サマーニット…すてきなものがたくさんあるものの、無職の私には手が出ません。一目ぼれしたニットの帽子を買いました。185DKK。働けるようになったらぜひ、ここのウールのコートがほしいです。

さて、ウールショップを出たのが15時ちょっと前で、ここからまた、一気に西港まで戻りました。その距離はおよそ18km。でも、なんとしてでも16時までには港に着きたい。なぜかというと、海塩スパ(Læsø kur)に行くためです(写真9)。そこが閉まるのが17時半なのです。私達はギアを最強にして、必死で自転車をこぎました。「Kur! Kur! Kur! Kur!...」と唱えながら。なんと、16時前に到着。「なんてクレイジー!なんてタフなの私達!」と大喜びしてしまいました。このスパは、昔の教会だった建物を改築して作られました。レスーソルトを作る際の煮出した海水を利用したこのスパには、死海と同じ30%濃度の塩水風呂や、贅沢にレスーソルトでマッサージができるミストサウナなどがあります。1時間半も入れば、お肌はツルツルです。1年半ぶりの大きなお風呂に、私は大満足でした。

さて、帰りのフェリー出るまでの1時間、私達はスパから3km先の、森の中にあるマイクロブルワリー(Læsø Bryghus)へ行きました(写真10、11)。時間がなくて、試飲セット50DKKを二人でシェアして飲んだだけになってしまいましたが、風呂上がりのビールは最高でした!

最終フェリーは18:40発。家に戻ったのは21:30でした。本日の自転車走行距離は約44km(写真12)。久々に晴れて気温も上がり、いい一日でした。なお、レスー島はレンタサイクル、バス、車で回るなど、いろいろな回り方があり、ゴルフ、乗馬、釣り、キャンプなど、とにかくいろいろな遊び方があります。また、私達は今回のプランからはずしましたが、レストランで美味しい海の幸を食べるというのもひとつの選択肢です。都会を回る旅もいいけれど、こんなのどかな旅も、また別の面白さがありますよ。


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テーマ : 北欧
ジャンル : 海外情報

ディプロマが届きました。

先週の金曜日、大学からディプロマが届きました。やっと、卒業できたこと、修士号をとったことを実感しました。

大学へ行くチャンスをくれた皆さん 、在学中に励ましてくれた皆さん、海外で学生生活を送ることに理解を示してくれた家族に、改めて、この場を借りてお礼を言います。私はとにかく、人の運と時の運に恵まれたから、ここまでやってこられました。どうもありがとうございました。

私は思います。いくら自分が努力しようと、勉強の内容を理解しようと、語学力を鍛えようと、それだけでは海外留学生活は成り立ちません。それらは今思えば、自分だけで何とかできる、必要最低限のことにすぎませんでした。人の運と時の運がなければ、絶対に成り立ちませんでした。

最初に会ったデンマークの人々がとても優しくて、私を理解しようとしてくれたから、デンマーク語を習って私も相手を理解しようと思いました。

その人たちが、学士を持っているのにどうして修士をとらないの?と言って、専門家になることのメリットを話してくれたから、学歴に対する自分の見方が変わりました。(それまでは、修士をとれば給料が上がる、くらいの認識しかありませんでした。)

大学に詳しい知り合いがいたから、自分がデンマークの大学に入れることを知りました。

大学の教授が、見ず知らずの私に興味を持ち、私の熱意を買ってくれたから、大学に入れました。

大学から奨学金が下りたから、金銭的な心配をせずに、勉強に集中できました。

大学に入ったばかりの頃、私のグループの同級生が、みんなアクティブで私を引っ張ってくれたから、グループワークの仕方や、デンマーク流の学生の勉強の仕方を知ることができました。

いろいろな国からの留学生に出会えたから、苦しいのは私だけではないと知ることができましたし、自分の見識も広がりました。

教授が、ドクターの方が、ラボの方が、みんな親身で、私を見捨てなかったから、論文を投げ出さず、提出を延期してでもやり遂げることができました。

私の家族が、リストラもされず、重い病気もせず、私が仕送りをしなければいけないほど生活も困窮していなかったから、途中で退学せずにすみました。

皆が、日々の近況を伝えつつ励ましてくれたから、この歳で勉強できることの贅沢さを痛感しましたし、途中でやめることを思いとどまることができました。

とにかく私は、人の運と時の運に恵まれました。自分ひとりではつかめないものをつかませてもらったのだから、今度は私が、デンマークの社会に、日本の社会に何かを返す番です。これからの私に何ができるのか、日々考えています。


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コペンハーゲン日帰り旅行

PALUDAN CAFE Beerfestival 1 Beerfestival 2 Beerfestival 3
昨日、私の元ホストファミリーと共に、日帰りでコペンハーゲンに行きました。

元ホストファミリーも、私も、北ユトランドのスケーエン(Skagen)に近い地方に住んでいます。コペンハーゲンまで遠いとはいえ、小さなデンマークのこと。もともと、うちからコペンハーゲンに列車で日帰りで行くことは、物理的には可能です。しかし、それだと片道6時間かかるので、観光する時間はほとんどありません。どうしても、1泊するか、夜行の列車を使う必要がありました。ところがここ数年前から、飛行機のチケットが列車より安くなり、本数が増えました。今回は、早朝と深夜の飛行機を使って、列車より安く、丸一日遊べて、宿泊も必要ない旅行をしました。今回の最大の目的は、コペンハーゲンビアフェスティバルに行くことでした。

朝5時に、うちから車でオールボー(Aalborg)空港に向かいました。飛行機は6時30に出発、およそ40分でコペンハーゲン空港に到着しました。この日、コペンハーゲンの気温は7度。私は、うちの地方よりは暖かいだろうと思っていて、スカートの下にレギンスをはかないで来てしまったので、寒くてたまりませんでした。(結局、開店早々のH&Mでレギンスを買いました…。)

市街地のカフェで朝食をとっていると、窓の外に、通勤途中のたくさんの人が見えました。東京で働いていた頃、ラッシュを避けるために早めに通勤して、こうしてカフェで朝食をよくとっていたことを思い出しました。

朝のノアポート(Norreport)周辺を散歩した後、途中でPaludan Bogcafe(写真1)に立ち寄りました。前から気になっていて、今回初めて入ったカフェですが、古い図書館の中にいるみたいで、静かで、雰囲気のいいカフェでした。

午前中は、クリスチャンスボー城(Christiansborg slot)を見学しました。この城は、かつての王宮で、いまは国会議事堂と女王の謁見の間に使われているそうです。城が国会議事堂に使われるというのが、私にはとても面白く感じられました。日本で言うなら、大阪城が国会議事堂として使われているようなものだからです。見学の途中で見た、ゴブラン織りのタペストリーは本当に一見の価値があると思います。デンマークの芸術家、Bjørn Nørgaardデザインで、デンマークと世界の歴史がテーマのタペストリーです。詳しくはこちら。王室のコレクションとしては、かなり異色で斬新だと思います。私はすごく好きです。

午後は、デンマークナショナルギャラリー(Statens Museum for kunst)の、Bjørn Nørgaard展を見ました。個人的には嫌いではないですが、全く理解不可能な作品群でした。まず最初に、彼のことをもう少し勉強します。詳しくはこちら

さて、午後4時。カールスバーグ工場跡地で開催の、コペンハーゲンビアフェスティバルに行きました(写真2~4)。詳しくはこちら。今日と明日も開催です。デンマークのいろいろなブルワリーのビールを試飲してきました。私はポレット(ビール引換券)を10枚持っていたので、今回は知っているブルワリーの新作と、全く知らないブルワリーのビールをいくつか試すことにしました。今回の私が試した中で、一番のビールは、リーセブルワリー(Rise bryggeri)のPremiumvalnødというビールでした。それにしても、試飲の一杯は100mLとはいえ、何種類も飲めば酔ってきますね。週末だったこともあり、夜8時ごろには会場は移動できないくらい満員になりました。

写真2…4時前ですでに列が。
写真3…会場でもらえる試飲グラス。
写真4…会場の様子。 

帰りのフライトは午後11時。家に帰るとちょうど夜中の1時でした。ほんとうに長くて、楽しい一日でした。


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プロフィール

syltetoejsglas

Author:syltetoejsglas
はじめまして。syltetoejsglas (デンマーク語で「ジャムの瓶」の意)です。大学でジャム瓶を使って実験をしていたので、こういう名前です。
現在、デンマークでの大学院生生活を終え、プータロー生活を1年近く大満喫の後、日本帰国。4月から専門職で社会人復帰しています。
このブログは、デンマークなのにデンマーク人にすらデンマークと思われていない(?)デンマーク最北部での野趣あふれる生活を懐かしみつつ、私のいまだ不慣れな日本での日常生活を淡々と綴るものです。

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