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24-26日

デンマークのクリスマスは、家族で集まって過ごして、日本の正月のようです。逆に、大晦日~正月にかけては、友人や恋人と一緒にパーティをして過ごす人が多いので、日本のクリスマスのようです。

24日の夕方、私は近所の教会に行きました。4年も同じ町にいて、一度も中に入ったことがなかった教会です。最後のチャンスかもしれないので行ってきました。デンマーク人はプロテスタント系が多いです。なので、普段の日曜も教会に行く人は少ないですし、クリスマスでも全員が必ず教会に行くわけではありません。今年のクリスマスを一緒に過ごしたご家庭も、元ホストファミリーも、教会には行かず、どこかの大きな教会の中継をテレビでみているだけでした。

教会に行ってみたら、意外と人が集まっていて、席がみんな埋まっていました。パイプオルガンにあわせてクリスマスの聖歌をいくつか歌い、歌の合間合間に、牧師さんのお言葉がありました。宗教に絡んだ話が多いので、全部は分からなかったのですが、ひとつ、印象に残った言葉がありました。おおよそ、こんな言葉です。

「クリスマスは、プレゼントの用意やツリーの飾りつけ、食事…と、楽しみがたくさんあります。用意が大変でストレスになるという人もいるでしょう。でも、それらにこだわる前に、もう少しクリスマスをシンプルに考えませんか。クリスマスは、そもそもキリストの誕生日です。まずはキリストの生誕を祝い、今年も、自分が周りの人と共に生きてこられたことを、静かに喜びませんか?」

キリストの生誕を祝うは宗教の問題なのでともかく、自分が周りの人と共に生きてこられたことを、静かに喜びませんか?という言葉には、ハッとさせられました。本来のクリスマスって、そういうものかもしれませんね。クリスマス煩悩を反省しました。日本でも、年賀状、大掃除、年越し、おせちの用意、お年玉の用意…と、それらをうまくこなすことに凝ってしまいがちで、「今年も1年、みんなのおかげでなんとかなりました。来年もよろしくお願いします。」の気持ちを、ついどこかに置いてきてしまいがちだったなあと振り返りました。

クリスマスイブの夜がふけ、クリスマスがやってくると、特に何もすることがありません。25日は休日なので店も閉まっています。26日もクリスマスの翌日ということで祝日、やはり店は閉まっています。何も計画を立てていないと、本当に寝正月ならぬ寝クリスマスになってしまいます。案の定ほとんど寝てすごしましたが、今日は、友人と映画を見てきました。デンマークの不条理コメディ、KLOVNシリーズの映画です。4年前、はじめてDVDを見た時は、デンマーク人からなぜ皆が笑っているのか説明されてもなお、あまりにも常識外れすぎ・ブラックすぎで笑えなかったKLOVNシリーズ、今ではどうしたものか、デンマーク人と同じツボで笑えるようになってしまいました。そんなの現実にはありえないよと、今は分かっているから笑えてしまうのかもしれません。(ちなみに、KLOVNはデンマーク人でも、好き嫌いの分かれるコメディだそうです。)笑って笑ってスッキリしました。
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デンマークの子どもたちはサンタを信じているか?

デンマークのクリスマス、私はひとつ疑問に思っていたことがありました。それは、デンマークの幼い子どもたちは、サンタを信じているか?ということです。

日本の、幼い子どもへのクリスマスプレゼントといえば、枕元にくつしたを用意しておいて、イブの夜にサンタが来て、靴下にプレゼントを入れていく、翌朝目が覚めると…という展開ですが、これはイングランドの習慣が日本に入ってきたものだそうです。デンマークにはこういう習慣がありません。

デンマークでは、大人から子どもへだけでなく、大人同士、子どもから大人へも、互いに贈りあいます(子どもは、お金を大人ほどは持っていないので、親と連名でプレゼントを他の大人にあげたりします)。贈り合いなので、プレゼントも一人ひとつではありません。そしてその大量のプレゼントを、ツリーの下に並べて、家族みんなでクリスマスの歌を歌いながらツリーの周りを回ります(これは、妙に儀式めいているなあと感じます。)。回った後、子どもも大人も、自分のプレゼントをツリーの下から探して、みんな開けてしまいます。誰から誰宛のプレゼントか分かるように、プレゼントにはタグがつけてあります。なので、幼い子も「○○ちゃんへ、××より。」というタグがついたプレゼントをもらうのです。プレゼントを家族から直接もらうなら、デンマークの幼い子どもにとって、サンタは何者なのだろう?と思ったのが、冒頭の疑問のはじまりです。 
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昨日のクリスマスイブを一緒に過ごしたご家族に聞いてみたのですが、「すごく小さい子どもは、サンタがプレゼントを持ってくると信じているのではないか?」という話でした。そのうちの一人は、「私は信じていた!」と自信満々で言っていました。もう一人は「前に新聞で、サンタの存在をいつまで信じているか?の調査結果を見たことがある。」と言っていました。だいたい6~7歳が、サンタを信じなくなる境目だとか。

幼い子どものいるうちでは、タグに「○○ちゃんへ、サンタより。」と書いたサプライズプレゼントを用意することもあるそうです。また、話をしたうちのひとりが、面白い話をしてくれました。その人の友人は、15年ほど前、学生アルバイトで、「サンタ」になったことがあるそうです。幼い子どもがいる、ある家の親と事前に話をつけて、指定された時間にサンタの格好をしてそのお宅を訪問、あらかじめ預かっていたプレゼントをそこの家の子に渡す、という仕事です。今もこういうアルバイトはあるのでしょうか?

なので、デンマークの子どもにとって、サンタはやっぱりプレゼントを持ってきてくれる存在のようです。

しかしながら、もし24日に、外で物音がしたら、大人の私はきっと、泥棒だと思って警戒してしまうでしょう。子どもの心が残っていたら、素直にサンタが来た!と思えるのでしょうか…?

クリスマスプレゼント+α

クリスマスプレゼントとは別に、日ごろお世話になっている女性に、ビーズアクセサリーを作ってみました。趣味でたまーに、こうして黙々とビーズを作ります。

白オンリーで、ピンをつなげて作ったネックレス。デザインは、ビーズキットのレシピを参考に、手持ちのビーズとパーツでできるものにアレンジして作っています。
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上の写真の、デザインはほぼ同じで、紫を基調に作ったもの。しかしながら持っているビーズに限りがあるので、どうしてもしっくりこない部分があるのですが。
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でも、真ん中の部分はけっこううまくできました。なにげにデンマークのスーパーFaktaで売っていたプラスチックビーズだったりするのですが。
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さて、これらをラッピングして、クリスマスの準備完了です。

適当だけれど美味しいグリュッグのつくりかた

ヨーロッパのクリスマスの代表的な飲み物に、グリューワイン、デンマーク語ではGloegg(グリュッグ)があります。デンマークの市販のグリュッグには、温めるだけで飲めるもの、お湯で割って飲むもの、いろいろありますが、グリュッグ用のスパイスを使って手作りすると、適当に作っても市販のものより美味しいのでオススメです。昨年、私は適当に作ったのですが、とりあえず、飲んだデンマーク人は全員絶賛しました。そして今年もリクエストが。グリュッグで株が上がります…。

私のオススメのスパイスは、これです。MILL&MORTARのグリュッグスパイスミックスです。デンマークのイトーヨーカドーことSallingで買えます。Sallingで買えるのなら、Magasinやirmaでもきっと買えると思います。1箱40DKK。このミックススパイスのシリーズは数種類あります。Sallingでグリュッグの実演販売をしていたおじさんの話では、写真のGOLDENは白ワイングリュッグ用、RUBYが赤ワイングリュッグ用にいいそうです。RUBYは去年使ったので、今年はGOLDENを使いました。でも赤ワインで作っちゃいましたけど。 
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適当に作るときの材料 大鍋1杯分
(本格的に作る場合は、スパイスミックスの中に入っているレシピをご覧ください。)

・スパイスミックス 1箱
・安いワイン 1500mL 
・安いりんごジュース 300mL
・砂糖 50ー100mL程度 
・レーズン 適当
・アーモンド 適当 ※皮なしがベター。今回、皮つきで作りましたが、作っている途中で皮がはがれます。
(レーズンとアーモンドは、グリュック用のレーズン・アーモンドミックスを使うと便利)
・お茶パック(あると便利)
・シュナップス(アルコール度数を強めにしたい場合のみ) 適当 
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1.スパイスミックスをお茶パックに詰める。
2.小さめの鍋に、りんごジュースと1を加えて、10分煮てダシをとる。
3.2を大きな鍋に移し、ワインを加えて、沸騰させないように弱火でゆっくり温める。沸騰させると香りもアルコールも全部とんでしまうので注意。

白いのが、お茶パックに包まれたスパイスミックス。
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4.アーモンドを適当に細かくする。
5.アルコールが適度にとんだかな?という頃に、3に砂糖を加える。量は味見しつつお好みで。
6.5に、4の細かくしたアーモンドとレーズンを加える。 
7.アルコール分を強めにしたい場合は、火を止めてからシュナップスを少量加える。
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できあがり。市販のものより断然香り高いです。作ってすぐ飲んでも美味しいですが、一晩冷蔵庫で寝かして、また温め直すと、より落ち着いた味が楽しめます。 
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それではみなさま、よいクリスマスを。

歯医者に通う最後の日

今日は歯医者に行きました。以前に治療してもらった歯をチェックするためです。2007年3月からにおよぶ治療と経過観察が、今日でやっと終わりました。

私は2007年に、自転車に乗っていて、氷で滑って顔から落ちて、腕と歯に怪我をしました。当時はホストファミリーがいて、ファミリーの助けで事故現場近くの町医者へ。町医者の許可をもらって、大きな総合病院へ行きました。行ったらまず、「歯を先に治してきてください。」といわれ、顔が血だらけなのに歯医者へ。(病院の不親切ではなく、歯が折れていたので、歯の神経を死なせないように処置するのが先という判断でこうなったようです。)で、とりあえずホストファミリーの行きつけの歯医者へ。こうして私の歯医者さんに出会いました。今思えば、歯医者なのに、朝からいきなり血だらけの人が搬送されてくるなんて大変でしたね…。

その日から、定期的にこの歯医者に通うことになったのですが、このおばちゃん歯医者さん、デンマーク語とフランス語は堪能ですが、英語が話せないということが後から分かりました。もちろん私も、滞在4ヶ月目だったので、デンマーク語は片言でした。事故の説明、保険のこと、自分の歯の矯正のこと等を説明するために、ずいぶんデンマーク語を勉強することになりました。語学学校の先生やホストファミリーに絵を描いて、これはデンマーク語でどう言うかと聞いてまわったものです。

それでも歯医者を変えなかったのは、彼女が面白かったからと、おっちょこちょいですが腕がよかったからです。

例えば、治療が順調に進んで、クラウン装着のために歯全体の型どりをした日がありました。歯の型どりには日本の歯医者と同じ、特殊なピンク色の練り物を使うのですが、それを乗せる金属型の大きさが、口の大きさに合わせて3種類ありました。彼女はなぜか、いちばん大きいものから私の口に突っ込みました。もちろん合わなかったのですが、「この型は大きすぎた。キム・ラーセン用だわ。」と、とぼけていました。(キム・ラーセンは、デンマークの有名な歌手です。)

また、私は口の中にノズルがいろいろ突っ込まれているのに話しかけてきたり(答えられないので彼女の独り会話になる。)、治療中に話が白熱して放水していた水が顔にかかるのは毎度のことでした。今日も、歯のクリーニングの時に水がかかるだろうと思っていましたが、かかりました。でも、彼女はなぜか憎めないんです。何が起こっても、なぜか笑っちゃう。ちなみに昼頃に治療に行くと、彼女のおなかの音をずっと聞きながらの治療になります。彼女の家族のこと、私のこと、いろいろ話しましたが、治療に行く度に前と同じことを話していたような気もします。

またある時は、彼女は、私が日本で治療した虫歯のアマルガムの詰め物が、きれいにはまっていることに感動して、「見て!これすごいわよー!」と、手のすいていた助手さんをみんな呼んできました。「さすが日本の技術だね~。」と、大勢のお姉さんに口の中をまじまじと覗かれました。

いろいろ書いていますが、腕はほんとうにいいですし、明朗会計。個人加入の保険でカバーする部分、労災保険でカバーする部分、自費診療の部分を明確に示してくれました。 ほんのちょっとした治療は会計をとりません。

今日は、クラウン装着後の歯の最終チェックと、診療記録を頂いてきました。まもなく日本に帰るかもしれないことを話すと、残念そうな顔をしていましたが、「また遊びにきてね!」と、彼女らしく明るく言ってくれました。歯医者に遊びに行くの…?と思いつつ。

【デンマーク在住の方への情報】Orange Sviptur

デンマーク国鉄DSBが、「+more」というインターネット会員制システムをつくりました。いま、その会員を募集しています。登録費、会費は無料です。
https://www.plusmore.dk/web/faces/public/exo/home
上記HPの、画面真ん中あたりに出てくる、「Bliv medlem for 0kr」をクリックして登録します。残念ながら英語のHPはないようです。登録しておくと、お得な切符情報が届いたり、SMSで切符が買えたりします。いま登録すると、Orange svipturの切符が、登録日から1ヶ月間の間、1回限り、無料になります。

Orange sviptur切符とは、平日の16時以降か、土曜日の全時間に使える切符で、DSBの一定の区間内を、普通の切符より安く往復できるというものです。一定の区間は、シェランフュンと南ユラン中央ユラン北ユラン、です。

あとは、登録すると、登録日から1ヶ月間の間、1回限り、列車内のインターネット利用料が無料、誕生日にもOrangeSvipturが一回無料、12月の間は車内販売が25%オフ、等々があります。ただし、すべて+moreに登録後、SMSを使って事前に専用切符を手に入れる必要があります。

SMS切符は、最近じわじわ浸透してきているタイプのチケットで、所定の番号に、所定の文字を入れてSMSを送り、指示に従うとSMSで切符を送ってもらえるサービスです。検札の車掌さんには、携帯のそのSMSの画面を見せることになります。切符の代金は、携帯代金の支払いと一緒に支払われます。

酒と泪とオランダとうさこ

オランダ中部からベルギーのブリュッセルまでは、休憩なしで、車で4時間もあれば行けるのですが、かねてからの私の希望により、Lと私はオランダ南部のユトレヒトという町に立ち寄りました。なぜかというと、日本では売っていない、とある絵本を買うためです。

ユトレヒトは、ミッフィー(うさこちゃん)の生みの親、ディック・ブルーナの生誕地です。ご本人は85歳になった現在も、ユトレヒトに住み、創作活動を続けているそうです。ちなみにミッフィーは、オランダではNintje(ナインチェ)と呼ばれています。ミッフィーは英語の愛称だそう。

これが毎度おなじみのナインチェです。これはLが以前ひとりでオランダに行ったとき、ユトレヒトも立ち寄るといったので、その絵本を買ってきてほしいと頼んだのですが、なかったので代わりに買ってきたものです。Lは幼児用の本屋さんでこれを買ったそうですが、本屋のおばちゃんが、Lが小さい子にぬいぐるみを買うのだと勘違いして、おまけで、幼児向け交通安全用啓発用のナインチェのぬり絵もくれました(笑)。 
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町の北部にぽつーんと立っているナインチェ像。 
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ユトレヒトの町はとても大きく、古いです。写真中央は、町のランドマークのドム塔。 
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運河沿いに雰囲気のいいカフェがあったので休憩。ユトレヒトまで来ると、メニューにベルギービールがちらほら増えます。
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これもブルーナさんのイラスト。閉まっていて何の店なのかよくわからなかったのですが、ディスプレイを見るに、収集用の切手を売る店だと思います。
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運河に沿ってさらに南へ向かうと、ブルーナさんの作品を展示した博物館、ディック・ブルーナ・ハウスがあるのですが、私は時間がなく、あきらめました。残念。でも、ほしかった本は、本屋さんで手に入りました。それがこれです。"blomenboek(花の本)"。
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中身は、こんな感じで、ひたすら花とその名前がつづきます。シンプルですが味のある絵本です。
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ディック・ブルーナ・ハウスに後ろ髪を引かれながらユトレヒトを後にし、車はベルギーに入国。ベルギーの車は、かなり運転がむりやりでワガママで派手でした。街同士が近いからでしょうか?突然の車線変更とか、それにクラクションをばんばん鳴らすとかが普通でした。こちらもある程度むりやりに運転しないとついていけない感じでした。私には運転は無理でした。

酒と泪とオランダとべルギー

先週、アパートに同居しているLの酒飲みお供兼運転手として、車で、ドイツとオランダを経由して、ベルギーに酒を飲み&買いに行きました。帰りは酒瓶を大量に持ち帰るので、飛行機以外の交通手段なら列車で行ってもよかったのですが、オランダに住むLの友人宅が、列車ではアクセスしづらいところにあるため、車で行きました。総走行距離は往復2400km。もちろん私が全部運転したわけではありませんが、それにしてもよく運転しました。私はデンマークで免許をとってまだ1年と少しなんですが、まさか外国で運転することになるとは思いもよりませんでした。なんでも私に試させるLには感謝しています。

ずっと高速道路を経由していきました。日本だったら若葉マークはずしたての人(デンマークには若葉マークという優しいものは存在しません。)が、ハンブルクやアントワープなどの大都市の高速を運転するのは無理があるので、地図A-C、E-Fが私の運転担当でした。比較的車が少ないデンマークと、ドイツ西部、オランダ北部です。
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EU内は国境の検問を撤廃しているので、国境付近の高速道路には国旗や、入国した国の法定制限速度の説明標識がちらほら立っているだけです。国境を車でスーッと越えると、越えた先から標識の言語が変わるだけで、あまり国境を越えたという達成感?はありません。その昔、ロシアを列車で抜けて、ベラルーシとEU加盟前のポーランドを通過してドイツへ向かったとき、銃を持った検問の方々に夜中にたたき起こされ、ベッドから下ろされてパスポートを見せている間、にらめっこが続いてみたり、荷物を開けられてみたり、シーツはがされてみたりが、出国と入国を繰り返すたびに続いたのとはえらい違いです。

外国を走ってみると、やっぱりデンマークで走るのとは違うなあと思いました。デンマークの高速道路の最高制限速度は130km/hですが、ドイツの高速道路アウトバーンは、最高制限速度が原則ありません。やっぱりドイツに入ると、皆若干速度が上がります。Lの車は130km/hを出すと音がうるさく、ハンドルがぐらつきやすいので、110km/hくらいで走るのがちょうどよく、ドイツでも最初はそんな調子で走っていました。しかしだんだん周りにつられて私も速度が上がっていきました。私は追い越し車線に入るのがあまり好きではないのですが、トラックはどうしても普通車より遅いですし、トラックの後ろをずっと走るのは見通しが悪いので追い越していく必要があります。追い越し車線に入ろうとすると、すでに追い越し車線を走っていた後続車が、はるか後方から予想外の速さでビューンと近づいてくることがあるので怖いです。皆の最高速度がばらばらなので、どのくらいの時間で後続車が自分に追いついてくるか、あたりがつけにくいのです。また、ドイツの高速は老朽化がひどいのか、今は工事で道路が、隣の車に接触しそうなくらい狭くなっていたり、一般道やサービスエリアからの進入路が、工事でやたら短くなっているのに、高速道路上は車がひっきりなし、どうやって入るの?というところがちらほらあります。無理やり入るのですが。

オランダはデンマーク同様、最高制限速度もあるので比較的おだやかに運転できます。ただ、道路の分岐がやたら多いので、カーナビをつけるか、目的地以外の主要な町の位置まで頭に入っていないと、分岐をまちがえて思わぬ方向に走っていってしまうことがあります。Lは、「地図は自分が用意するから任せときなさい。」と言ったのですが、用意していたのはすごい昔の地図のコピーと、Lオリジナルの謎の手書き地図だけでした。しかもコピーは新しい高速道路が載っておらず、ドイツが東西に分かれていて鉄のカーテンつきの、昭和生まれにしか分からないような年期物の地図でした。Lの言うことは鵜呑みにしてはいけないのだったと、しかし大丈夫だ、燃料は自分もちではない…と涙目になって自分に言い聞かせながら、分岐はその古地図を頼りに勘で走りました。最後はそれでなんとか、オランダのL友人宅に到着したからすごいです。それでも私は、できる工夫をしなかったがために大きくなってしまった問題に、なんとか対処できたことを喜ぶことほど、無駄な事はないと思う性格です。燃料代ももったいないですし。自分で地図を用意しなかったことを後悔しました。

教訓…デンマーク人(デンマーク人が皆、Lのようではないことを願いますが)が「自分で全部やるよ!」と言ったときは、50パーセントほどできていたら御の字。50パーセントの出来では自分が迷惑をこうむる可能性がある場合は、本人のプライドを傷つけないよう、こっそり自分で100パーセントの出来のものを用意しておきましょう。

それにしても、100kmを超える長距離を走るという経験は今までなかったので、いかに運転が疲れるかということがよくわかりました。助手席の人のサポートは大切です。

ここ最近の雪

雪が降ると寒くてたまらないですし、交通マヒがすぐ起こるのはいただけません。でも、雪が光を反射して、いつもよりも明るく感じますし、雪がやめば晴れて太陽が出ることが多いので、精神的には、雨が続くよりよほどマシです。先週~今週の初めまでは気温が下がり、外に出るときはよくスキーウェアで出ていましたが、今はそこまでしなくてもよくなりました。

これらは先週末の写真です。ご近所さんの猫と犬、無駄に雪の上に人型をつけて遊ぶ作業、そして近所の雪景色です。猫の名前はキルマウスキー(ねずみ殺し)といいます。飼い主のネーミングセンスに脱帽。飼い主いわく、ねずみ捕りが本当にうまいのだそうです。


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ツリーの買い方・田舎編

デンマークの多くの家庭では、生木のクリスマスツリーを買います。ツリーは、業者が町の広場に売りに来たり、ホームセンターで買ったりできますが、田舎の場合、ツリー農家に直接行って買うこともできます。広大な土地で、いろいろな高さのクリスマスツリーを栽培している農家が郊外にあるのです。

農家で買う場合、立っている木を自分で伐って買うこともできます。この場合、のこぎりが必要です。木が立ったままなので、ツリーの高さや、きれいな円錐形かどうかが分かるので便利です。それに安い。2m以上の木でも、5000円前後で買えてしまいます。

昔、ホストファミリーと迎えた初めてのデンマークのクリスマスは、とんでもないことがたくさん起きました。そのひとつがツリー下敷き寸前事件です。その年は、ホストファミリーの家に親戚が全員集まる年で、家の中に入るギリギリの大きさの、2m以上の大きいツリーを買うと決めていました。そうして、2m以上級のツリーの中からいちばんよさそうな木を選び、ホストパパが伐りました。ホストママとホスト息子達と私はそれを眺めていたのですが…伐り方が悪くて、私とホストママの方向に倒れてきたのです。本当に「跳んで逃げ」ました。ツリーで怪我という、大事なのにマヌケな事態は回避できたのでよかったです。

買ったときから波乱含みのツリーでしたが、2m以上もあると、飾りつけも大変でした。上部のほうは脚立が必須、ひとり遠くから見ている監督がいないと、かざりが簡単に偏ってしまうなど。結局、身の丈相応のツリーがベストです。でもあんな大きなツリーを見せてもらえて、うれしかったです。
プロフィール

syltetoejsglas

Author:syltetoejsglas
はじめまして。syltetoejsglas (デンマーク語で「ジャムの瓶」の意)です。大学でジャム瓶を使って実験をしていたので、こういう名前です。
現在、デンマークでの大学院生生活を終え、プータロー生活を1年近く大満喫の後、日本帰国。4月から専門職で社会人復帰しています。
このブログは、デンマークなのにデンマーク人にすらデンマークと思われていない(?)デンマーク最北部での野趣あふれる生活を懐かしみつつ、私のいまだ不慣れな日本での日常生活を淡々と綴るものです。

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