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今さら書く、ノール岬への旅 第7回

6月17日
ヘルシンキ行きの夜行列車は、夕方の発車だったので、ホステルをゆっくりチェックアウトして、ロヴァニエミ市内にある北方民族博物館・アルクティクム(Arktikum)へ行きました。博物館の詳細はこちら(日本語)。この博物館は、スカンジナビア半島北部に住むサーメだけでなく、他の地域民族も含めた、北方民族に関する歴史や生活と、北極圏でのいろいろな観測・研究の成果を紹介している博物館です。展示の解説が丁寧で、私個人の興味をとてもくずぐるものが多く、私は楽しめました。が、万人うけする展示ではないという印象をもちました。興味がない人にはとことんつまらないかもしれません。展示以外の見どころは、博物館自体の建築デザインです。長いトンネル型の建物の両脇に展示室があるつくりで、トンネルの終点(写真)が、すごくいいデザインだなあと思いました。 
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博物館のあとは、町でおみやげと食料調達です。おみやげは、トナカイの肉です。トナカイ肉料理は、ロヴァニエミがあるラップランド地方の名物料理です。レストランで食べようかと思ったのですが、現地の人が、缶詰で作れば簡単だよーと言うので、トナカイ肉の缶詰とソースを買っていくことにしました。
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ロヴァニエミ駅に到着。駅は、町の中心部からやや離れたところにあります。
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こちらが、ヘルシンキ行きの夜行列車です。発車時刻までだいぶあったのですが、ザックをはやく下ろしたかったので、さっさと乗りこんでしまいました。
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フィンランドの公用語は2つ。フィンランド語とスウェーデン語です。なので、標識や看板は、いつも2ヶ国語表記になっています。「Helsingfors」というのは、スウェーデン語でヘルシンキのことを指すわけですが、旅行者には正直紛らわしいです。地名くらいは統一してもいいのでは?と思いました。でも、それだけ、どちらの言語も大切にされているし、おたがい譲らないということでしょうか。
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これが2等寝台車両の車内です。本来は3人用で、写真左の白い壁が折りたたみベッドになっています。が、ラッキーなことに、私の部屋には私以外誰も乗ってこないことが判明。コンパートメントを贅沢に使わせていただきました。ちなみに、部屋に洗面台までついているのに、トイレは「線路直まき式」。つまり、使用後にレバーを押すと、トイレの底が開いて、モノが全部線路に落ちるわけです。10年前に乗ったシベリア鉄道を思い起こさせるトイレでした。ハイテクとレトロの混在する楽しい列車でした。普通、この手のトイレは、駅が近づくと、車掌がトイレの鍵を閉めて客が入れないようにし、ホーム前線路が大変なことになるのを防ぐのですが、鍵をかけに来た気配が全く無かったです。大丈夫だったのでしょうか…?なお、寝台ではない一般車両もついていて、そちらにすればさらに安く移動できます。でも私は「寝台に乗る」のが旅の目的のひとつなので、そこは妥協しませんでした。
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食事は安く、しかしたんぱく質、炭水化物、ビタミンを可能な限りバランスよくとるのが私のモットーです。写真上から時計回りに、カレリアパイ、チーズ、トマトです。このチーズはデンマークでは見たことがありません。本当はどうやって食べるのか分かりませんでしたが、そのまま食べてみたら、モッツァレラチーズのような味でした。
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お土産に買ったトナカイ缶。トナカイは、フィンランド語でポロンリハ(PORONLIHAA)と言うそうです。
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車窓からの光景。列車は快適だったのですが、景色はずっとこんな感じで、平坦で変化が無くて、先にスウェーデンの鉄道で絶景を見てしまった私は、イマイチ感動しませんでした。ヘルシンキには早朝に到着するので、早めに寝ました。
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明日は、いよいよヘルシンキに到着します。

*おまけ*
最近になってやっと、トナカイ缶でトナカイ料理を作ってみました。レシピはこちらのサイトを参考にさせていただきました。缶は色違いで3種類あって、何がどう違うんだと思ったら、緑がペースト状、青がこま切れ、黄色が塊肉でした。レシピにはベーコンで味付けと書いてありましたが、肉に味付けがしてあったので、軽くフライパンで温めるだけにとどめました。
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というわけで、こちらが出来あがりです。マッシュポテトとトナカイ肉を、ベリーのソースでいただきます。トナカイは羊の肉のような、ややクセがある味でした。ベリーのソースは、要はパンに塗るジャムみたいなものです。肉とジャムってどうよ?と思いましたが、これがすごく合っていて、ハマリました。
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プロフィール

syltetoejsglas

Author:syltetoejsglas
はじめまして。syltetoejsglas (デンマーク語で「ジャムの瓶」の意)です。大学でジャム瓶を使って実験をしていたので、こういう名前です。
現在、デンマークでの大学院生生活を終え、プータロー生活を1年近く大満喫の後、日本帰国。4月から専門職で社会人復帰しています。
このブログは、デンマークなのにデンマーク人にすらデンマークと思われていない(?)デンマーク最北部での野趣あふれる生活を懐かしみつつ、私のいまだ不慣れな日本での日常生活を淡々と綴るものです。

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