2010年7月3日(土)本戦3日目
気温31度。フェス日和です。
フェスなのに規則正しい生活をしているので、午前中から活動しています。RoskildeFestivalにつきもののビールは、いったいいつ飲んでいるんだ?とお思いかもしれませんが、コンサートの合間やら、昼間やらに意外とちゃんと飲んでいます。RoskildeFestivalは、自分次第で何通りもの楽しみ方ができます。もちろん、朝から晩まで飲みっぱなしの音楽聴きっぱなしー!という楽しみ方も、あと10歳若かったらやったでしょう。
午前中は、元ホストパパと一緒にクーエ(Køge)という港町へ行きました。犬用のネームプレートと、ウイスキーを買うために。元ホストパパは、昨日もクーエに行き、青空市場でたまたま、愛犬用の小さいネームプレートを見つけて買いました。それを、たった1日で失くしてしまい、もう一度買いに行くことにしたのです。ところが青空市場には、そのお店がもう出ていませんでした。諦めきれずにペットショップへ行き、プレートを作ることに(ペットショップなら、なにもクーエに行かなくても、どこにでもあるのですが・・・)。プレートに犬の名前を彫ってもらっている間、私はショップにいたオウムと遊んでいました。人を見つけると「ハーイ。」と低い声でひたすらつぶやくオウムでした。このオウムは18000DKKでした。
RoskildeFestivalの話なのに、ここからはクーエのマイクロブルワリーの紹介です。港にある、
BRAUNSTEINブルワリーでは、この日、オープンハウスをやっていて、このブルワリーで造っている、ありとあらゆる飲み物がタダで試飲できました!港を見ながらビールでございます。
BRAUNSTEINは、ビールのほかにサイダーやウイスキーも造っています。ちなみに、初のデンマーク産ウイスキーを造ったのが、このブルワリーです。おいしいお酒に興味がある元ホストパパは、しっかりここのウイスキー会員に登録していました・・・。
昼前にフェス会場に戻り、フェス会場の映画館RoskildeCinemaに行ってみました。どの映画もタダで見られますが、締め切った大きなテントの中にスクリーンがあって、そこで映画を見るので、中はけっこう蒸し暑いです。見たのはなんと、この映画。こんなところで見ることになるとは。シモがからんでくる話だけに、意外と若者にはウケがよかったようで・・・?
映画の後は会場をぶらぶら。FIFAワールドカップもちゃんと観戦できます。
今年はあんまり、音楽をあれもこれも聴こうとは思わず、聴きたいものだけをのんびり聞いていました。今日もちゃんと聴いたのは3つのみ。この日のトリであるMUSEのコンサートは、ORANGEテントのステージ前で聴こうかと思いましたが、この行列を見て諦めました。これは、ステージ前でしっかりMUSEのコンサートに参戦したい人たちの列です。ちなみにこの列の遠く向こうにORANGEテントがあります。MUSEのコンサートは22:30からだったのですが、20:00すぎの段階でこの並びよう。中途半端な気持ちじゃ並べません。なお、実際にORANGEテントのステージ前に入ったことがある人の話では、臨場感あふれるコンサートを望むのであれば、並んででもステージ前に行くといいですが、歌や音楽をしっかり聴きたいのであれば、むしろ行かないほうがいいとのこと。ORANGEテントの両脇に設置されたスピーカーは、かなりしっかりしているので、遠くにいるほうが、音そのものはしっかり聴けるそうです。
私はMUSEのスタミナのあるドラムとギターが好きで、今でも朝の通勤中に、眠気覚ましに
これなどをよく聴いています。コンサートでも、はじめから終わりまで疲れを感じさせないドラムとギターが印象的でした。それに、最初と最後にアップテンポの曲をもってきて、真ん中は歌を聴かせるスローな曲を持ってきて、客を飽きさせないコンサート構成にしていました。Roskildeのコンサートは、誰でもおおよそ1時間半~2時間構成なのですが、なかには構成が悪いのか、途中で飽きるものもあります。MUSEのコンサートはあっという間に2時間経っていて驚きました。今日もいいコンサートで一日を締めくくりました。
本日のバンド。ごちそうさまでした。
PATTI SMITHKASHMIRMUSE
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